「パンツ丸見え」を理由に裁判所に呼び出される

新華社ロス(米国):アメリカ・フロリダ州のある裁判官が、「尻が見えるほどずり下げてズボンをはくことを禁止する」という法令は憲法違反、だとする判断を下した。
地元メディアが報じたところによると、ユリウス・ハートさん(17歳)は先日、ズボンをずり下げて自転車に乗っていたとして警察に一晩拘留された。ユリウスさんはこのとき、下着のパンツが10-12センチほど見えている状態だったという。
ユリウスさんの弁護士は15日、裁判官に対し「ずりさげズボン禁止令」の撤廃を求めた。これを受け裁判官は最終的にこの法令は違憲だとする判断を下したが、ユリウスさんに対する告発を取り下げることはなかった。ユリウスさんは「下着が丸見えだった」ということで、来月5日、裁判所による喚問を受けることになっている。
ユリウスさんの地元の町では今年3月、ズボンをずり下げて履くことを禁止する法律が可決された。この法律では、違反者には違反が初めての場合150ドルの罰金または社会奉仕活動が命じられ、違反回数が複数回に達した場合は禁固刑が科されるとされている。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】