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ニコニコサマーライブ(笑)2008

< ライブレポート 〜 MOOCS Special>

 序文・セットリスト
 プロローグ・会場入り
 Aバンド&CM
 Bバンド ← イマココ NEW


Bバンド


Bバンド登場
Bバンド登場



ティッシュ氏&[TEST]
ティッシュ氏&[TEST]

 さて、しばしの休憩の後、次はBバンドの出番です。
SEの音量が一瞬大きくなり、そして暗転。静かに幕が開きます。ここでまず出た音は、ベースのスラップ。ステージを見ると、水銀燈がベースを弾いている・・・そう、あの伝説のベーシスト・ティッシュ氏が、目の前でベースを弾いている! 興奮を隠せないままステージを見ると左には、あ、知事だ! テレキャスター使いの東子配る知事、そして右にはトレードマクのセミアコを抱えた [TEST]、ドラムは自前の二次元女子フラッグを持ち込んだ萌作、ん? ライトに照らされた時にチラっと映るあの仮面は・・・酪農仮面! 萌作のローディ役? そしてキーボードは泣く子も黙るデッドボールP、キーボード、サックス両刀使いの dimeman。なんちゅー豪華なメンバーですか。


萌作&デッドボールP
萌作&デッドボールP

東子配る知事& dimeman
東子配る知事& dimeman




ジギル& recog
ジギル& recog

 1曲目は「男女」。中央のボーカル陣は、受験にはあと1年半あると豪語する yonji、ネタものを引っさげてスーツ系でカチッと決めた recog、そして誰からも愛されるロ○コン・ジギル。豪華な演奏陣をバックに、決めのフレーズ「男女男男女男女!」では1曲目から会場も腕を振り上げて応えます。間奏では、ボーカル陣が花道に出て喝采を浴びる中、先ほどジャパネットやまだんで紹介されたニコサマTシャツを会場に投げる! その間でも圧巻だったのはスラップを延々と続けるティッシュ氏でした。最後の決めフレーズも会場と一緒に盛り上がった1曲目が終わり、メンバー紹介に入ります。




yonji & dimeman (SAX)
yonji & dimeman (SAX)

 メンバー紹介は萌作、ティッシュ氏、デッドボールPと続き、サックスの dimeman。紹介を受けて弾いたのは「タラッ・タッ・タッ・ター」(i'm lovin' itのテーマ)。会場大受けです。お次の紹介が東子配る知事。こちらも「タラッ・タッ・タッ・ター」で応えます。なんとここで、東子配る知事は仮面を外し、知事から青年に変身! そしてギター [TEST]、期待に応えて速弾き! しっかしウマイですね・・・ そして次の曲の紹介で、「北高から彼が来てくれました」。え、そのコスチュームで来るということは?? そしてステージは暗転、誰が出てくるのでしょうか。暗転中、「ロリ○ーン」と声援が飛んでいたことは内緒です。





綾川雪弥
綾川雪弥

 そして始まったのは「まっがーれ!スペクタクル」、そう、ボーカルは綾川雪弥! お帰り! ん、北高の制服、ブカブカです。でもそれが雪弥氏に合ってる感じ。おー、雪弥氏、やっぱりウマい。そして振り付けもバッチリ。ペンライトを持ったお客さんも、同じく踊っているんです。やはりエンターティナーです。デッドボールPのキーボードと、dimemanのサックスで弾くメインテーマのメロディが何ともいい感じです。そして曲の終わりに、雪弥氏の一発!


「まっがれなーい!!」





 そして、次のボーカルへとバトンを渡します。ここで、交代のために時間が空くのですが、このあたりがニコサマならでは(?)の楽しさ。会場から「[TEST]ー!」と声がかかると、[TEST]、丁寧に会場にお辞儀しています。「デPー!」と声がかかるとデッドボールP「ありがとー」。さらに「デP愛してる!」と叫ぶ男性には「オレも!」と返すこのユルさ(笑)。ステージと会場で垣根があるんだかないんだか、それがニコサマに魅力の一つなんでしょうね。


Bバンドの雄姿
Bバンドの雄姿



 そして次の曲は「永久に続く五線譜」。そう、デッドボールPの曲です。歌うは recog。あれ、ネタじゃないんだ。この曲、実はリズム隊が結構複雑なんですが、萌作ドラムとティッシュ氏のスラップ、さらに [TEST]の絶妙なカッティングでキッチリ完成されています。recogん、気持ち良さそうに歌ってます・・・デPらしいドラマティックな曲展開は歌い手も聴き手も気持ちいいですね・・・最後の outroを弾き終わったデP、会場に一礼。いい雰囲気になったところで、recogが一言。


「えー、しょうがないじゃん、マジメな歌、歌いたくなったんだもん」


ジギル& recog & yonji
ジギル& recog & yonji

 ネタもやりたかったらしいですが、そこは何と、次のロリ○ンに託すとのこと。そして、ジギたんことジギル登場。会場からは「ロリ○ン! ロリ○ン!」の大歓声と拍手。ものすごい人気です。でも、ロリ○ンなんでしょ?(笑) そしてなぜか花道で「のど飴」を巻く「ジギル」。そして始まった曲は「COCKROACH」。え、ガゼット? これはノリのいい曲。スラップベースに乗って [TEST]が頭をガンガン振っています。yonji、綾川雪弥、recogもバックボーカルで吼えます! そしてなんと、サビではジギルのデスボイス! これがネタか?(笑) いや、でもカッコいいですよ。[TEST]の超絶ギターソロのウラで、子配る知事のバッキングトーンがサイコーに 気持ち良かったです。後半はデP、dimemanも踊ってノリノリ(笑)。全力で歌いきったジギル、気持ち良さそうでした。





シャーベルたん
シャーベルたん

 続いての登場は yonji。ここでもう一人のギターを紹介、シャーベルたんだ! うお! カブりもの無し、完全素顔です。うっわー、めっちゃカワイイ・・・マジですか・・・ そして準備の間をつなぐ yonji。予想通り、会場からは「勉強しろー!」のオンパレード。その声に対して崩れながらも「あ、あ、明日から頑張るから」とお決まりの答え(笑)。



シャーベルたん&ティッシュ氏
シャーベルたん&ティッシュ氏



 そして次の曲は「恋のミノル伝説」。これは演奏陣も見せ所。モエメタこと萌作のツーバス炸裂、ティッシュ氏はこのテンポでスラップで応戦、すごい図です・・・ yonji、得意の白石節のシャウトも入れ、ハイテンポで曲は進みます。人気の高い曲だけあって会場からも「ベーイビー!」と声が聞こえます、そして途中のブレイクで、バンドのネタが炸裂。ドラムの萌作を含めてメンバー全員が yonjiのところに駆け寄り、


「勉強しろー!」


 ネタ後もハイテンポの曲に戻り、最後は [TEST]、シャーベルたんのツインリード! いや、これは贅沢な1曲でした。


yonji疾走
yonji疾走




そして伝説は作られる

海賊王& [TEST]
海賊王& [TEST]

 さて、次でBバンドは最後の曲。ここでギターがもう一人加わる、と。え、え! 海賊王さんです!! 海!賊!王! そして、dimemanのウインドシンセ、[TEST]、海賊王のギターでやる曲は・・・そう、ニコニコのコラボ史は、ここから始まったと言っても過言ではない、あの「TRUTH」をここで再現!! これはもう聴く前からトリハダです! 会場も割れんばかりの拍手と期待!



[TEST] & dimeman
[TEST] & dimeman


 ついに伝説の曲が始まりました。dimemanのウインドシンセ、ほぼ完璧にあのサウンドを再現しています。前半は dimemanの真骨頂! [TEST]、海賊王の緻密なバッキングも超気持ちいい。そして、ついに曲は後半、ギター部分に入ります。まずは [TEST]氏のターン、続いて海賊王のターン。


涙でぼやけたツインリード
涙でぼやけたツインリード


 この光景、すごい。

 あの TRUTH動画がアップされた時、見ている者は皆衝撃を受けたと思います。
でも、誰がこの図を想像したでしょうか。

 実際に二人が同じステージで、あのツインリードを弾き、それを 1,000人のお客さんが聴いている、この光景は、涙無しにはとても見れませんでした。
 最初は一人から始まった動画アップ、そこから奏者の輪が広がり、視聴者の輪が広がり、感情や思い出を共有する人たちがどんどん増えて行きました。その共通する思いを実現したのが、このニコサマだったと思います。「TRUTH」は、それを象徴するような曲になりました。

 涙でぼやけて良く見えなかったラストのツインリード。音は聴けてました。動画と同様、完璧でした。でも、演奏が上手いから泣いたんじゃない。そこには、言葉では言えない、ここにしかない何かが確かに存在していました。

(つづく)



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Photo: 関根将由




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