福岡市の小学1年生殺害事件で、凶器となった可能性がある男の子の携帯電話に、第3者の指紋は残っていなかったことが明らかになりました。
福岡市の小学1年生、富石弘輝くん(6)は今月18日、自宅の近くの小戸公園で首を絞められ、殺害されているのが発見されました。
警察が公園内を捜索したところ、遺体が発見されたトイレの脇から数十メートル離れた雑木林の中で、弘輝くんが普段首からかけていたGPS機能付きの携帯電話が見つかりました。
このため、携帯のストラップで首を絞められた可能性が出てきています。しかし、警察が携帯電話を鑑定したところ、弘輝くん以外の指紋は残っていませんでした。
警察は、犯人が携帯電話に触れずに犯行に及んだか、証拠を隠滅した可能性も視野に調べを進めています。(21日17:32)