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アイシン精機、PCBを短期間で測定する簡易システムを開発

 【名古屋】アイシン精機は、変圧器の絶縁油に含まれるポリ塩化ビフェニール(PCB)を短期間で簡易的に測定できるシステム「イムノメジャーPCB測定システム」を開発した。同社が発見したPCBに反応する抗体を用い、従来1カ月に1件だった検査を1日46件と迅速化できる。実証実験を重ね、本体と検査キットを合わせて90万円程度での商品化を目指す。
 免疫分析法を活用した。PCBに反応する抗体を入れたチップにPCBを投入し、その反応度合いで濃度を測定する。PCBに反応する抗体やろ紙の開発で、短時間での濃度測定が可能。測定費用は1件当たり1万円以下となる見込み。
 PCBは変圧器の絶縁油に使われていたが74年に製造販売が禁止された。74年以降に製造された変圧器にも一部PCBが残留しており、環境省ではガイドラインを定めて処理を進めている。
(掲載日 2008年09月01日)

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