幼児だけ中に取り残されたまま自動車のドアロックをしてしまうトラブルで、7―8月にかけて日本自動車連盟(JAF)が救援依頼を受けて出動した件数が、全国で少なくとも490件に及んでいたことが21日、分かった。そのうち94件でエアコンが効いていなかった。
秋も車内が高温になることがあり、JAFは「体温調節機能が弱い幼児を残さず、一緒に行動を」と呼び掛けている。
90%以上が自力脱出が困難な3歳未満。依頼内容から子どもが車内にいると考えられる分に限って集計したが、ドアロック全般では年間40万件以上の依頼があり、実際はさらに多かった可能性もある。〔共同〕(21日 22:32)