2008年9月21日 (日) 7:31 MAJOR.JP
20日(日本時間21日)、ナ・リーグ中地区優勝までのマジックナンバーを1としていたシカゴ・カブスが、地元でのセントルイス・カージナルスに勝利。2年連続5度目(3地区制導入以降では3度目)の地区優勝を決め、ナ・リーグ一番乗りでプレーオフ進出の切符を手にした。
1908年以来ワールドシリーズ制覇から遠ざかっているカブス。名将ルー・ピネラ監督の就任2年目の今季は、開幕2連敗こそ喫するも、すぐに巻き返して混戦の中地区で首位に立った。後半戦で猛追を見せたブルワーズに同率で並ばれたことはあったが、終わってみれば、5月11日に首位に立って以降、一度も2位以下に転落することのない完勝。歓喜のときを迎えたチームは、100年ぶりの世界一へ、まず第1関門をクリアした。
カブスの武器は、まず何と言ってもその打線。昨年アルフォンソ・ソリアーノ外野手ら大補強を敢行したチームには、今季から福留孝介外野手も加入した。その福留は後半に入って調子を落としているが、チームの得点力はリーグ断トツトップ。投手陣も、先日ノーヒッターを達成したエースのカルロス・ザンブラーノを中心とした先発陣、抑えに転向したケリー・ウッドらのリリーフ陣と、充実の陣容がしっかりと役割を果たした。
by MAJOR.JP編集部
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カブスのプロフィール
日程・結果 | 投手 | 野手 | チームパワー(投手) | チームパワー(打撃)
(9月21日 22時10分 更新)