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【静岡】袋井市民病院と掛川総合病院統合に向け 職員が合同救急救命講習会2008年9月21日
病院統合に向け協議を進めている袋井市民病院と掛川市立総合病院の職員による合同救急救命講習会が20日、袋井市民病院で行われた。両病院の医師や看護師、薬剤師ら計18人が参加し、協力して心肺蘇生(そせい)法などの処置を学んだ。 病院統合に向けて職員が相互交流を図るとともに、専門分野が異なる職員が連携して救命処置技術をレベルアップさせようと実施した。 参加者たちは、救急医学会認定インストラクターの医師や救急救命士から講義を受けた後、病院内のトイレで患者が心肺停止状態で倒れている状況を想定した模擬訓練などに取り組んだ。 ダミー人形を使った訓練では、6人ずつのチームになり、気道確保や人工呼吸など応急処置や応援を呼んで本格的な処置を行う訓練を繰り返した。 参加した看護師は「チームワークの大切さを学んだ。今後の業務に生かしたい」と話した。(夏目貴史)
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