最終更新: 2008/09/21 20:16

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福岡市西区の公園で6歳の男の子が死亡 現場付近で不審な男の目撃情報も

福岡市西区の公園で18日、6歳の男の子が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、死亡した。
男の子の首には、絞められたあとがあり、殺人事件とみて調べている。
緑に包まれた福岡市内の公園の一角で事件は起きた。
事件後、男子児童が倒れていた小戸公園は、公園自体が完全に封鎖され、中では大勢の警察官が捜索にあたり、現場はものものしい空気に包まれた。
死亡したのは、近くに住む小学1年生・富石弘輝君(6)。
第1発見者は「外のちょうど角ね。それで、ひょっと何の気なしにぱっと見たら、座っていたから。びっくりしたかな」、「中腰っていうか、べたっと座ったような感じだったね。つっかけは、脱げとったけどね」と話した。
18日午後4時前、母親と公園内の大型遊具コーナーで遊んでいた弘輝君は、母親がすぐ近くのトイレに行ったわずか2〜3分の間にいなくなったという。
近くにいた人は「お母さんが『男の子知りませんか?』っていうことで」、「非常にろうばいしていたから、『一緒に捜しましょうか?』って言って、捜したんですね」と話した。
母親は「子どもがいなくなった」と警察に通報し、弘輝君が持つGPS携帯の電波を自分の携帯電話で必死に追跡したという。
近くにいた人は「息子さんのGPS見れるので、震えながらこうやってGPSを見たら、マークが出たんですよね。その場所を特定するために、管理事務所にわたしが駆け込んでいって、『この場所、どこでしょうか?』って」と話した。
そして午後4時半ごろ、一緒に捜していた男性が、トイレの脇で倒れている弘輝君を発見した。
第1発見者は「壁と柱があって、その壁と柱の間が、ちょうど大人でもぎりぎり入るかなぁ」と話した。
近くにいた人は「完全に死角ですね、わたしが見たところ」と語った。
弘輝君の首には、絞められたようなあとがあった。
弘輝君は、病院に搬送されたが、午後5時すぎに死亡が確認された。
弘輝君は、学校では明るい生徒だったという。
小学校の校長は「学校では、大変、快活な子どもさんですね。冗談めいたこともですね、言って」と話した。
現場は、博多湾に面した臨海公園で、休日は家族連れなどでにぎわうが、普段は人通りは少ないという。
また、弘輝君が行方不明になる直前、現場付近で不審な男を目撃したという証言もある。
第1発見者は「30代ぐらいじゃないかね。普通は、あんなところは歩かないんだけどねぇと思って」と話した。
警察は、弘輝君が何者かに殺害されたものとみて、捜査員およそ300人態勢で犯人の行方を追っている。

(09/19 00:14 テレビ西日本)


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