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意義を再確認 戊辰戦争奥羽越列藩同盟結成140周年シンポ

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奥羽越列藩同盟に加わった各藩の当主らを迎えて開かれた戊辰戦争奥羽越列藩同盟結成140周年記念歴史シンポジウム=会津若松市東山温泉・御宿東鳳
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戊辰戦争奥羽越列藩同盟結成140周年記念歴史シンポジウムは20日、会津若松市の御宿東鳳で開かれた。「義に於て忍ぶべからず」をテーマに、有識者や奥羽、越後諸藩の当主らとともに市民や歴史ファン約800人が戊辰戦争当時の同盟の意義を再認識した。
会津松平家、桑名松平家、仙台伊達家、庄内酒井家、越後長岡牧野家、米沢上杉家の奥羽越列藩同盟に加わった藩主の子孫らは「我が藩、斯(か)く戦えり」をテーマに討論、各藩の奮闘ぶりを紹介しながら同盟の意義についてそれぞれの考えを披露した。いずれも同盟は平和のためだったことを強調するとともに、会津藩や庄内藩を救う「義」のための団結だったと主張した。
講演会では、徳川宗家18代当主徳川恒孝(つねなり)氏が「会津の精神」、直木賞作家の中村彰彦氏は「奥羽越列藩同盟の歴史的意義を考える」、石川忠久全国漢文教育学会長は「戊辰戦争の漢詩」をテーマにそれぞれ話した。
(2008年9月21日 福島民友ニュース)
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