石川伝統工芸イノベータ養成ユニット受講生の山谷さんに東京インターナショナル・ギフト・ショー準大賞
石川伝統工芸イノベータ養成ユニットの受講生の山谷尚敏さんが東京インターナショナル・ギフト・ショーで準大賞を受賞しました。
東京インターナショナル・ギフト・ショーは毎年2月、9月に開催される国際見本市で、入場者数約20万人、出展企業数約2200社の国際的にも最大級の商品展示会です。
石川伝統工芸イノベータ養成ユニット事業は2007年度に文部科学省科学技術振興調整費・地域再生人材創出拠点の形成プログラムに採択され、石川県をはじめ県内各機関と連携して推進している事業です。教育プログラムは伝統工芸MOTコース、産地MOT実践塾、商品開発実践プロジェクトの3コースから構成されています。今回は商品開発実践プロジェクト・コースの成果報告会として同展示会に出展しました。
■受賞年月日
受賞日: 2008年9月4日
■受賞タイトル
第66回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2008
暮らしを飾る+αインテリアコンテスト 準大賞
■受賞作品内容
「木製漆塗り洗面台」
木と漆の温もり、素材感、既存の洗面台に無かった存在感を打ち出した洗面台。山中漆器の主力製品は食器ですが、新たな商材として条件が厳しい水回りの製品に挑戦しました。
■受賞にあたって一言
今回出品した商品は「自分が欲しい物、使って楽しい物」をこだわって形にしました。 漆器は制作に手間がかかり、量産は難しいが、傷んでも修復が可能という特徴があります。 今回の受賞を励みに、漆器の良さを伝えていけるようなものづくりを続けていこうと思います。
受賞作品 |
山谷尚敏さん |