(cache) ちぐさ文学館：千草忠夫データベース

　スリップを爪先から抜き取った手を、瑶子はふくらはぎから内股へと這いのぼらせる一方で、剥き出しになった愛らしいお臍のくぼみの周辺に唇を這わせ、今はパンティ一枚の腰の、さすがに女らしい張りと丸みをもった腰のまわりをまさぐる。
　その指がパンティのゴムに掛かる気配に、いずみは「ああッ」とひときわ大きく羞じらいの声をほとばしらせて腰をひねろうとしたが、あらがいもそこまでだった。
　あとはあこがれの小泉先生に死ぬほど羞ずかしい所を見られる羞ずかしさになかば気死したようになって、泣くような喘ぎに稚い裸身を顫わせるばかり――
　

『凌辱教室』 [11]いずみレズ籠絡より

新システム（バージョン 3.0）へ移行中

ちぐさ文学館は、PHP+MySQLで記述された新システム（バージョン3.0）への移行を開始します。既存の機能を保持しながらのバージョンアップのため、サイト内の各ページを段階的に入れ替え、旧システムと新システムを混在させながら更新していくことになります。しばらくの間、デザインの不統一やURLの変更等、ご不便をおかけしますがご了承ください。

読者評価ログ集計：新システムに対応して一部復旧

サイトの各所には旧システムによるログ集計値（破損したものを含む）が表示されていますが、上記ページに表示されているものが正規のログ値となります。

千草忠夫とは

1930?-1995。団鬼六、蘭光生と並び「ＳＭ御三家」と称される官能小説家。北陸で女子高の教師をつとめるかたわら、各種ＳＭ雑誌を舞台に膨大な量の作品を残した。格調高い文体と緻密な心理描写が官能小説の枠を超えた根強い支持を集めるが、死後十余年を経過した今もなおその実像は謎に包まれている。代表作は『嬲獣』(1984)、『闇への供物』(1984)など多数。1995年1月12日死去。

姉妹サイト「くりはら文学館」（プリミティブ版）公開

当サイトのシステム更新に先立ち、姉妹サイト「くりはら文学館（栗原英介データベース）」のプリミティブ版を作ってみました。管理人がPHP+MySQLプログラミング経験を積むねらいを兼ねたもので、システム・デザインとも未完成ですが、書き上がった作品あらすじ等のコンテンツを順次公開する場として試験的に運用します。

くりはら文学館（栗原英介データベース）

データベース現況

下記の未登録作品を除き、千草忠夫の単行本化された小説(長短編・名義の別を問わず)をすべて取り扱っています。

■文献を未入手のため未登録の作品

・『闇に溶けた妻たち』

・70年代以前の初期単行本

■今後の課題

[1]文献未入手の作品は、入手次第追加していきます。

[2]各場面のあらすじ紹介をひたすら増やしている途上です。

[3]その他の新機能の追加も計画中。ご要望をお寄せください。