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公設民営方式で魚沼市が整備へ

2008年09月18日

 魚沼基幹病院を新設する代わりに県が運営から撤退する方針の県立小出病院(魚沼市)について、魚沼市は17日、公設民営方式で医療体制を継続していく方針を決めた。ただ、運営母体の見通しは立っておらず、運営経費についても県に財政支援を求めていくという。

 星野芳昭市長が同日に開いた会見で明らかにした。小出病院は県から移譲を受けた後、市の責任において指定管理者制度の導入による公設民営方式で整備。一般病棟を100床程度とし、在宅訪問診療や休日救急医療などの機能を持たせる、とした。診療科目については、内科や整形外科、産婦人科、小児科などを中心に据えるという。ただし、整備費や当分の間の運営経費の一部については、県に財政支援を要請する。

 公設民営方式を採用することについて星野市長は「財政的な問題に加え、市独自では医師の確保が困難と判断した」と述べた。一方、運営母体については「医療法人や地元医師会などと意見交換はしているが、今のところ何も決まっていない」としている。

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