なにを書くか・・たくさんあるが近場で起こった出来事での感想を少し。
「過保護」という言葉が出てきた。それは何を意味するか・・・言い換えれば過剰濾過の事を指してるのかな?と理解した。確かに外部濾過でサブフィルターの連結をしてる僕の飼育スタイルは過剰濾過と言われてきた。だけど、何に焦点を合わせて飼育してるか?が問題なのである。調子の良い時はメインフィルターのみでも全く問題なく飼育できる。しかし、そのままの状態を維持できるかは分からない。それが“えび”の飼育である。ソイルなどの効果、水草の状態で水槽の調子は日々変化する。その変化の波を緩和する為の物である。メイン1台にサブを2台増設すれば3倍綺麗な飼育水になるワケではない。それは理解できるよね?プロの立場でも理解してない方もおられたので・・・
次に、濾過装置はいずれメンテナンスを行う事になる。メインのみのシステムにその濾材を洗浄する。どうなる?洗浄方法にもよるがバクテリアは少なからず捨てる事になる。サブを付け、時間をあけて一個づつ洗浄する事によりバクテリア等の急激な変化を避けることが出来る。
さて、物の角度を変えてみよう。僕が通常水槽を立ち上げるのは外部フィルターを45cmで2台1連、90cmで4台2連を考慮しセッティングしている。と言っても他の立ち上げ方は経験が少なく現在はない。これは、底面フィルターではダメ、スポンジフィルターではダメ・・などと言う訳ではない。ここからが大切!!
外部フィルターだから底面だから、、の良し悪しではないのだ。外部で立ち上げた水槽はその状態に対する立ち上がり方をするのだ。スポンジフィルターが悪いのではなくスポンジフィルターで立ち上げるとそれに対応したバランスの水質になるのだ。どっちの水質が綺麗で・・・とかの問題じゃないんだよ。確かに金額的にも外部は高額である。だけどお金をかけただけ良い水質となるワケではない。逆に水質が良すぎるとバクテリアが繁殖しにくいでしょ?メンテナンス・管理や水流、操作性などは別だけどね。
ここでもう一つ言いたい。スポンジフィルターのみで立ち上げた爆殖水槽をもらったとする。しかし、外部が余ってたので“高額だしフィルター効果も高いと思い”エビを飼育し始めた。結果はどうなる??
良い訳がない。スポンジフィルターで立ち上げた水槽はそれなりのバランスで調和が取れた水槽であった。高額なフィルターと濾材ならより良い環境が造れると思うのは安易である。
お約束の一言。僕は何が言いたいの?
過剰濾過はそれなりの自分のブリーディングスタイルと操作性を考慮した物であり、それが“えびの健康や成長”を左右する物ではない。過剰濾過で育てられたエビは簡易濾過では育たないとの意見があったが、間違っていると僕は思う。それよりも簡易濾過の問題ではなく僕は「えびの飼える環境ですか?」と言いたい。簡易濾過でも最高の環境を造る事は可能です。しかし、なぜ僕がそうしない?僕の知識と経験ではハズレ(上手く立ち上がらない水槽)が多いからです。私が無知だからこそのエーハイム!エーハイム万歳!!いい加減、エーハイムから粗品くらい送られて来ても良い位使ってるぞ!(怒)何かくれ〜
話は反れたが・・リセットして再度ソイルを買うお金と手間を考えたらどうなる?まぁ、ある意見があったので書いたが良い機会だったと思いますよ。えびブームが始まりもう数年、未だに色々とある業界なのでね。
あと一つ!ショップのアドバイスを聞くのは個人の自由だけどさ、、まず、店内のえび水槽を探し見てみる。抱卵固体と稚えびを探して。その水槽が良い状態なら・・・・
あとは、あなたの判断に任せます。
次は、ショップのあり方、写真撮影、えび業界の向上の為に・・・・などを書きたいと思います。。。
冗談です・・・・