(cache) 案内板の日本語優先に異議 シンガポールでインド系
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  •  シンガポールのチャイナタウン地区にある日本語表記を含む案内板(共同)

    案内板の日本語優先に異議  シンガポールでインド系

     【シンガポール20日共同】「街の案内板に日本語があるのに、インド系住民のタミル語がないのはおかしい」-。シンガポールで19日夕、インド系住民が、異議を申し立てるため演説会を開こうとしたが、警察が「民族問題に触れることになる」として禁止した。

     シンガポールは国民・永住者の75%を占める中国系、14%のマレー系、9%のインド系などで構成される多民族国家で、英語と中国語、マレー語、タミル語が公用語。

     演説会を計画したインド系の園芸家サバパティさん(51)は「英語で書かれていた案内板に2004年から中国語とマレー語、日本語が併記されるようになった。ヒンズー教寺院への道案内の表示に、タミル語がないこともある。われわれは疎まれていると感じる」と語る。

     また「日本人はいい人たちだが、入国者数が最も多い国民ではない」と特別扱いを疑問視した。

      【共同通信】

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