自民党は16日、党本部で青年局主催の総裁選公開討論会を開き、総裁に立候補している石原伸晃元政調会長、小池百合子元防衛相、麻生太郎幹事長、石破茂前防衛相、与謝野馨経済財政担当相の5候補が参加、次期衆院選をにらみ民主党との違いなどを強調した。
総裁選で優位に立つ麻生氏は、民主党の小沢一郎代表の経済政策について「18兆3000億円もの金をどうやって出すのか」と財政的な実現性を疑問視した。
また、海上自衛隊のインド洋での補給活動などの海外派遣について国連安保理決議などに限定するよう主張している小沢氏に対し「われわれは国連傘下の国ではなくて国連の加盟国だ。安全保障理事会の常任理事国が決めたからその通りにするという国連至上主義にはついていけない」(麻生氏)などと、石原氏、麻生氏、石破氏が口ぐちに批判。小池氏は小沢氏の姿勢について「政局優先」と指摘。「どちらが責任ある発言をしているか。政策実現能力があるか」(与謝野氏)などと、5候補がそれぞれに自民党をアピールした。
冒頭、5候補は自ら選んだ曲をBGMに会場に入場。石原氏はドラマ『太陽にほえろ!』のテーマ曲、小池氏はドラマ『CHANGE』の主題歌、麻生氏は小田和正さんの「たしかなこと」、石破氏は映画『エアフォース・ワン』のテーマ曲、与謝野氏はラベル作曲の「ボレロ」を選曲。討論会を前にそれぞれの個性を表現した。
総裁選で優位に立つ麻生氏は、民主党の小沢一郎代表の経済政策について「18兆3000億円もの金をどうやって出すのか」と財政的な実現性を疑問視した。
また、海上自衛隊のインド洋での補給活動などの海外派遣について国連安保理決議などに限定するよう主張している小沢氏に対し「われわれは国連傘下の国ではなくて国連の加盟国だ。安全保障理事会の常任理事国が決めたからその通りにするという国連至上主義にはついていけない」(麻生氏)などと、石原氏、麻生氏、石破氏が口ぐちに批判。小池氏は小沢氏の姿勢について「政局優先」と指摘。「どちらが責任ある発言をしているか。政策実現能力があるか」(与謝野氏)などと、5候補がそれぞれに自民党をアピールした。
冒頭、5候補は自ら選んだ曲をBGMに会場に入場。石原氏はドラマ『太陽にほえろ!』のテーマ曲、小池氏はドラマ『CHANGE』の主題歌、麻生氏は小田和正さんの「たしかなこと」、石破氏は映画『エアフォース・ワン』のテーマ曲、与謝野氏はラベル作曲の「ボレロ」を選曲。討論会を前にそれぞれの個性を表現した。
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