岡山放送局

2008年9月21日 0時37分更新

太秋柿の出荷始まる


大玉の実が特徴の「太秋柿」の出荷作業が岡山市瀬戸町で始まりました。
「太秋柿」は「太い秋の柿」と書くその名前の通り、1個の重さが300グラムを超える大玉の実に加え、さくさくとした食感が特徴です。

岡山県内有数の産地として知られる岡山市瀬戸町東部の大内地区では、20日から「太秋柿」の出荷作業が始まり、農家の人たちが淡いオレンジ色に色づいた大玉の実を選んでは、次々と収穫していました。

この地区では、10年ほど前に「太秋柿」を特産品にしようと休耕田を利用して栽培を始め、今では38軒の農家が合わせて5ヘクタールの土地で「太秋柿」を育てています。

ことしは夏場の天候に恵まれたため、例年よりも甘くて出来が良いということです。

収穫した「太秋柿」は主に岡山市内の市場に出荷され、11月上旬までの期間中およそ50トンの出荷を見込んでいます。