岡山放送局

2008年9月21日 0時37分更新

スケートリンク営業再開で準備


経営不振によりことし4月でいったん閉鎖された倉敷市のスケートリンクが19日営業を再開することが決まったのを受けてリンクではさっそく氷を張るための準備作業が始まりました。

倉敷市のスケートリンク、「ウェルサンピア倉敷」は経営不振によりことし4月末にいったん閉鎖されましたが、リンクを所有する独立行政法人は地元からの要望を受けて19日、リンクを再開することを決めました。

これをうけて、スケートリンクには、20日さっそくこのリンクを拠点に練習してきた選手など50人あまりが集まって準備作業に取りかかりました。

集まった人たちは、氷を張る前のリンクの床に白い防水シートを一枚一枚ていねいに張っていきスケートリンクの土台を作りました。

リンクではこのあと、水を凍らせるためのパイプを設置したあと、少しずつ氷を張って、10月8日の営業再開を目指すことになります。

リンクは独立行政法人から岡山県スケート連盟に無償で貸し出される形になっていますが、運営には月に200万円かかるため今後、地元で活動するスケートのクラブに貸し出すほか、一般の客へ解放するなどして、運営していくことにしています。