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[No,1524] |
祝!存続決定!!\(^○^)/ |
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風来坊風の旅さん [お客様] [28回(48pt)] [2008/9/10(水) 午前3:05:50] |
秋田内陸縦貫鉄道の存続問題、ひとまずの決着おめでとうございます!。\(^○^)/ みなさんの努力を賞賛し、わたらせ渓谷鐵道沿線からお祝いを致します。(^−^)
でも、これからが問題ですね。いかに沿線住民のみならず他のところからも秋田内陸縦貫鉄道へ乗りに来た人が便利で使いやすい路線にしていくかが重要だと思います。ダイヤ・運行方法の見直しや奥羽本線・田沢湖線との直通運転、北秋田市内の「Hi−tram」導入などの「インターオペラビリティ」も考えていかないと自動車利用にどっぷり浸かってしまっている沿線住民を引き戻すことは難しいでしょう。実際、こちら群馬県も同じですので。(U−U;)
とにかく、これからの存続に向けた活動と活躍を祈念致します。これからもがんばってください!。(^−^)/ |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
佐藤 和博さん [心の友] [635回(7023pt)] [2008/9/12(金) 午後7:50:02] |
風来坊風の旅さん こんにちは。 内陸線の「当面の」存続の方向付けについてのお気持ち、感謝です。 道のりはまだ6合目あたりでしょうか。 沿線住民にとって大切な路線というポジショニングというか、観点からすれば、なによりも、現下盛り上がっている乗車運動の定着化と、県外客よりも、まずは秋田県内全域からの内陸線訪問客を増やしていくことこそ急務であり、本来の姿だと考えています。 これから紅葉の季節を迎え、沿線は最も輝く時期を迎えます。 華々しい企画を展開するよりは、地道に近隣の乗車を促進してこそ、本来の地域の鉄道のあるべき姿でありましょう。 風来坊風の旅さんもアドバイス下すっていますように、JR線への乗り入れ復活を、内陸縦貫鉄道は腰を据えて取り組んでいくべきと考えます。 私たちサポーターはじめ、多くの方々から、存続に向けた様々な提案がなされているのですから、会社サイドとして、その提案を取捨選択しつつも、「まずは、やってみよう」という、「try」の精神こそ、今、求められているものと思えてなりません。
今回の存続の方向付けは、あくまでも「猶予期間」であるということを、沿線住民も、私たちサポーターも、忘れてはならないと思っています。 |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [29回(51pt)] [2008/9/15(月) 午前2:59:29] |
佐藤さん、こんにちは。ご苦労様です。(^−^)
さて、佐藤さんのお考えである
「沿線住民にとって大切な路線というポジショニングというか、観点からすれば、なによりも、現下盛り上がっている乗車運動の定着化と、県外客よりも、まずは秋田県内全域からの内陸線訪問客を増やしていくことこそ急務であり、本来の姿だと考える」
についてなのですが、わたらせ渓谷鐵道沿線からの考えとして意見を述べさせていただきますと「ちょっと待った!!」(・○・:)と言わせていただきたいと思います。
それは、乗車運動を展開していくことは悪いことではないのですが、ただそれだけをやっていてはダメだということなのです。
こちら、わたらせ渓谷鐵道沿線でも佐羽さん率いる「2015年の公共交通を考える会」が沿線住民や周辺地域に対して積極的に乗車運動を展開したり、強制的に住民にフリーきっぷを買ってもらう「わたらせ夢切符」を実行したのですが、どれも失敗に終わっている状況なのです。
それはなぜかと言いますと、
「乗客の利便性などを全く度外視して、ただ『乗ってください』の『お願い形』だけの乗車運動を展開したから」
なんです。(U−U;)
ただ沿線住民に「乗れ乗れ!」と「お願い」しても、鉄道自体が便利で使い易くならなければ、いくらお願いしても元の乗らない状況に戻ってしまうんです。沿線住民はもうすでに自動車の便利さに慣れきってしまっているため、それ以上の便利さが無いとそう簡単に鉄道をはじめとする公共交通機関には乗り換えてくれないのです。
ですから、今後は「お願い形」はもうやめるように勧めたいと思います。私も佐羽さんによく言って聞かせましたので。(U−U;) |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [30回(54pt)] [2008/9/15(月) 午前3:30:49] |
それから、確かにこれからは秋田内陸縦貫鉄道もわたらせ渓谷鐵道も紅葉シーズンで観光の書き入れ時に入りますが、これも沿線住民の利用促進にはほとんどつながりません。こちらわたらせ渓谷鐵道でも「住民が乗らないのなら・・・」ということで、今年亡くなった松井専務(明知鉄道から出向)を呼び寄せまして、明知鉄道で実践された内容(料理列車など)をそのままわたらせ渓谷鐵道で「観光重視」に変えて実行したのです。ところが、やはり明知鉄道では良くてもわたらせ渓谷鐵道では必ずしもそれが当たるというわけではないのです。 観光バスで団体さんを呼び寄せて大間々駅から団体臨時貸切で「快速トロッコわたらせ渓谷号」・「サロン・ド・わたらせ」を運転したのですが、地域利用がおろそかな上でそんなことをやっても赤字が埋まるわけではなくてほとんど「焼け石に水」の状況だったのです。ますます利用者が減って列車本数は減るばかり。利用者の減少は食い止められません。(U−U;) これは以前説明しました
●「インターモダリティ」
「現状の公共交通が原因で地域振興発展に問題が発生している場合、その問題になっている原因の根源を調査考察し、その根源の解決をさせるために全ての多種多様な公共交通機関の中から各公共交通機関毎の長所や利点を活用して、適材適所に各公共交通機関の中から最適であるという内容を導入および改革整備して『フリークエンサトービス』(公共交通機関の最大の使命である拠点間を「早く・安価に・定時に・頻繁に」行き来すること)の回復をさせること」
が出来ていないからなんです。「インターモダリティ」を実施し、その場所にあった的確な交通手段を選択して地域交通の土台作りをしっかりと固める上でないと観光利用は成功しないんです。 |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [31回(57pt)] [2008/9/15(月) 午前3:41:15] |
確かに佐藤さんの言われる通り、
「地道に近隣の乗車を促進してこそ、本来の地域の鉄道のあるべき姿」
なんですが、その路線内だけ乗車運動のみで利用促進を呼びかけていくのはやはり限界があるのです。近隣ばかりでなく、秋田県内そして全国に向けて幅広い利用を呼びかけていく必要があるのです。そのためには「地域の鉄道だからそれの利用促進だけやってあとはやらない」というのではなくて幅広い方法をやっていく必要があるのです。秋田内陸縦貫鉄道線内および秋田県内だけと限定せずに内外問わず「秋田内陸縦貫鉄道は地域交通の一環である」という考え方でハード面・ソフト面両方を変えていかなくてはならないと思います。 |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [32回(60pt)] [2008/9/15(月) 午前3:46:45] |
その「インターモダリティ」は研究したところ、次の順で実施するそうです。
その「インターモダリティ」の専門用語を2つ紹介したいと思います。
●「インターオペラビリティ(Interoperablity)」 ある拠点間において問題点から考えてこれを解決するには直通運用が必要であると判断した場合、ハード面・ソフト面両面からの技術規格統一を実施して相互直通運用を実施すること。 ●「マルチモダリティ(mulutimotority)」 広範囲の地域において公共交通機関が未整備や一方にしか通っていなくて不便を被る場合、各拠点間を無理に直通運転するのではなく、多種多様な公共交通機関の長所・利点を生かして、これを『大型』『中型』『小型』の各公共交通機関の長所や利点を活かして、その場所の実状に合致するものを『選択』して、それらによる『役割分担』による連携によって公共交通体系の確立をさせて『フリークエントサービス』を実施させること。および沿線住民が自分の利用状況において、必要な交通手段を『選択』すること。もしくはそれができるように公共交通機関を拡充整備すること
「インターモダリティ」を実施するには、まず「マルチモダリティ(mulutimotority)」から考えていきます。そして、その中で考えていって「ここは連携をさせるよりも直通運転をさせたほうが利便性に有利だ」という部分があった場合には、そこに「インターオペラビリティ(Interoperablity)」を導入するという方式でやっていきます。
徒歩・自転車・バイク・自動車も含めて全ての公共交通機関の長所短所・利点・欠点そして「大型」「中型」「小型」公共交通機関の分類の中から、その路線のピンポイントだけでなく広範囲における広域的な視点・視野から考察して、その場所に合致した公共交通機関の手段を投入していきますので、各自治体の中心街をはじめとする地域の活気再生発展に大変な効力を発揮します。問題となっている交通機関が各公共交通機関の分類である「大型」「中型」「小型」の3種類の各公共交通機関に属する「乗り物」のどこに何が入るのかをしっかり勉強して、この3種類の各公共交通機関の特性・長所短所・利点欠点をしっかり把握し各公共交通機関それぞれの技術的な内容についてもハード・ソフト両面について覚えることで、ようやく問題解決のスタートラインに立つことが出来、そのことに則って問題を考えていくことで問題解決が出来るのです。 |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [33回(63pt)] [2008/9/15(月) 午前3:56:22] |
この「インターモダリティ」が考案されたヨーロッパ・EU諸国では、以前は現在の群馬県内・秋田県内および両県の周辺隣県のような公共交通の不便さによる諸問題を抱えていましたが、これを実施して大成功を収めており、現在公共交通改革・都市開発論・都市交通学分野においてこの考え方が「ワールドスタンダード(世界標準)」になりつつあるのです。ですので、この考え方が現在最新のものなのです。これを導入することによって「公共交通=地域・中心街の社会経済活気の牽引役・バロメーター」の役割を復活させることが出来、巡り巡って街・地域作りに大きな恩恵をもたらすことが出来るようになると思います。
とにかく、秋田内陸縦貫鉄道線内だけの考え方だけでなく秋田県内のみならず青森県・岩手県・山形県など周辺隣県そして全国との利便性も考えてやっていかないと「普通鉄道」は「大型交通機関」に分類されるために利点が利かなくなってしまうんです。「大型」は大量に旅客・貨物を運べ、なおかつ早く拠点間を移動することが出来るために遠くへの輸送に長けていますが、その反面、小回りが利かず広い範囲の利用者を集めてくることが出来ません。逆に自動車・路線バスなどの「小型交通機関」は小回りが利きますので広い範囲の利用者を集めてくることが出来るのですが、収容能力が小さいために大量の荷物や旅客を運ぶことは不向きな上、速度が遅く遠くへの輸送は苦手なのです。そこで、その両者の欠点を補うべく生まれたのが「中型」なのです。 |
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Re: 祝!存続決定!!\(^○^)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [34回(66pt)] [2008/9/15(月) 午前4:23:20] |
とにかく、秋田内陸縦貫鉄道を存続させていくには線内だけでなく広域的な速達利便性促進を考えていかないとダメだと思います。私が奥羽本線・田沢湖線への直通運転を提案したのはあくまで「インターモダリティ」の「インターオペラビリティ」による考え方からです。
こういった専門的な知識を群馬県はこれまで持っていなかったので、今後は群馬県は専門的知識を勉強していくことを「有識者会議」で決定しました。
それから、おそらく秋田内陸縦貫鉄道も同じだと思うのですが、佐藤さんの言われる
「会社サイドとして、その提案を取捨選択しつつも、「まずは、やってみよう」という、「try」の精神こそ、今、求められているものと思えてなりません。」
についてですが、自治体と沿線住民がこれまで「鉄道会社がやることは鉄道会社に任せるべき」ということでみんな丸投げして押しつけていたばかりでなく、公共交通機関のネットワークと地域活性化との関係についてよく考えもしないでむやみやたらにマイカー交通を多様化させて道路を必要以上に作ってしまったことが原因で、これまでの公共交通と地域自治体中心街との密接な関係を崩してしまったばかりでなく、その改善に関しても問題の核心を突かず的外れな施策をしたりして主だった対策をせず、その不便さを道路を必要以上に作ることで穴埋めしたことによって、ますます問題に対して火に油を注ぐばかり。そういったところより、もう鉄道会社自体は自分達の工夫の無さも合わせて棚に上げてしまって、これを良いことに付け上がってしまって自分達のやりたいことだけをやって沿線住民の言うことをうっとうしく思い聞き流している状況なんです。(U−U;) |
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Re: みんなで直そう!地域の鉄道!!(・○・)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [35回(69pt)] [2008/9/15(月) 午前4:52:39] |
これはこちら群馬県内でも問題になっているんです。(U−U;)
これは沿線地域住民や県・自治体の首長・議員さんがこういう問題に対して興味関心が全くなくて専門的知識も持たずに押し付けてきてしまった結果で発生してしまっていることなのです。こちら群馬県では公共交通の不便さに関する問題を県議会議員さんや各自治体の議員さん・首長さんに話して改善を求めても、こういった内容は全く分からないということや先ほど言ったような考え方の方がいることで新しい考えを言っても理解してくれる方がほとんどおりません。特にこちらわたらせ渓谷鐵道沿線の群馬県・栃木県境の両毛地域では、これらの皆さんが専門的な知識が無いばかりか興味が無いためにやみくもに問題を考えてしまい、東京速達直結は未だに不便な東武鉄道の「特急りょうもう」が便利だと考えていてこれに対して熱烈に擁護し、要望を東武鉄道に言っている首長さんや議員さんがいますし、伊勢崎地域の東武伊勢崎線沿線は利根川を渡ればすぐに東京へ行けるのに、それに対する公共交通整備を全くせずに「『特急りょうもう』伊勢崎駅乗り入れ期成同盟会」や「両毛線シャトル化期成同盟」を立ち上げている状況です。これらの会に「地域の事情に合わないし不便だからやめたほうがよい」と意見を言っても、全く耳を貸さないという状況です。(U−U;)
それで公共交通の問題に対してよく研究もせず知識情報も持たずに諸策を講じて失敗しても気がつかない状況で悪循環になってしまっているのですから、鉄道会社自体はもうすでに自己で改善しようという意欲が堕落してしまっている状況なのです。乗ってくれないのは沿線住民のせいだと自分達の工夫の無さを棚に上げ、
「要望を言ってくる沿線自治体や連絡協議会はうるさいし、うっとうしい。」
と思っている状況です。 |
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Re: 気を引き締めましょう!!(・○・)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [36回(72pt)] [2008/9/15(月) 午前4:59:39] |
こういう状況ですから、まして、我々鉄道ファンがいろいろと意見や提言を言っても、いわゆる野次馬的に乗りに来るファンの言うことばかりを「お客様は神様です」と言わんばかりに話を聞いて、一番実状の分かっている人達のことは「乗りもしないのにウタウダ言ってくるな!」、一般の人達が利用促進のための意見を出しても「訳が分からんやつがウンチク言ってくるな!」とまで言っている状況なんです。ですので「秋田内陸縦貫鉄道」サポーターの皆さんの意見もおそらく鉄道会社本体は「うっとうしい!自分達の好きにさせろ!」と考えて口調だけ合わせて煙たく思っているのが相当と思われます。私も各地の鉄道路線の話を鉄道趣味の情報分野から見聞きしていますが、わたらせ渓谷鐵道も上毛電鉄も、あのJR東日本でさえも「地域住民はうるさい!」と思っている状況なので、意見言っても「ハイハイ。参考にさせていただきます!」終いには「資金がないから出来ません。」と言ってやる気がなくて調べもせずに逃げて回り全くやる気ありませんから。(U−U;;)そういって方法がいくらでもあるのに要望が出ても、それを実行しようとする気が全くない状況なのです。意見までで聞き流している状況なのです。
だから、おそらく秋田内陸縦貫鉄道ももはや同じ状況と考えられます。(U−U;)沿線サポーターの皆さんはそうは思いたくないとは思いますが、もう日本の鉄道の場合、鉄道会社自体では利用者増大を図っていくのは限界にきています。まして、ただ利用者を増やすために「乗ってください」という「お願い形」も、もう限界にきています。
ですので、一番重要なのはこれからは明らかに「高速速達性」の重視なんです。「列車高速化工事」の実施をして角館〜鷹巣の速達直結を図り、東京〜弘前の速達直結を図ったり、広域的な速達ネットワークの構築を図っていかないとダメなんです。だからこちら群馬県も
「鉄道会社に問題を任せきりにするばかりでなく、便利で使いやすい公共交通機関にするために地域住民・有識者・県・自治体などあらゆる参画を図っていく」
ということを決定したのです。 |
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Re: 気を引き締めましょう!!(・○・)/ |
風来坊風の旅さん [常連さん] [37回(75pt)] [2008/9/15(月) 午前5:31:05] |
長くなりましたが、もう「乗ってください」の「お願い形」は佐藤さんおよび皆さん、利便性が確保されて便利で使い易くなってから実施したほうが良いということを意見で出させていただきたいと思います。!!。 押し付けに聞こえてしまったら申し訳ないのですが、ぜひこれは上記のこのようなことが分かったわたらせ渓谷鐵道沿線だからこそ秋田内陸縦貫鉄道沿線の皆さんに伝えられればと思っております。便利で使い易くもならないうちに「乗ってください」と「お願い」だけしていても自動車の利便性にドップリ浸かってしまっている沿線住民はそう簡単に秋田内陸縦貫鉄道へは乗り換えてくれません。(U−U;)
ぜひ、専門的知識を保持して気を引き締めて存続に向けて動いていってください。とにかく便利で使い易くなれば利用者は戻ってきます。ハード面・ソフト面両面からやっていかなくてはなりません。まずは「列車高速化工事」を考えて国から専門の補助金を受給して速達化を図ったほうが良いと思います。(・○・)実際にそのための補助金がありますので研究してみて下さい。 |
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