パラディン(聖騎士)と呼ばれる男達がいた。
聖なる鎧に身を包んだその姿は荘厳にして神々しく、光輝く盾は全ての災いを弾き返し、
手にした聖剣で闇を斬り裂いては、その凛とした御言で人々を安息の地へと導く。

しかし、それも昔の話。
突如、現れた冥府の軍勢に世から安息は奪われた。
冥府の軍勢の目的はただひとつ・・・生ある者全ての魂の従属。
世界は一致団結し“現世連合”を名乗り反撃に転ずるも、冥府軍の圧倒的戦力の前に敗走を余儀なくされる。

現世連合の中核であったパラディン部隊も次々と戦場に倒れ、生き残ったのは満身創痍のただ1人。
最後の1人も数多の激戦に聖なる鎧は失われ、残されたのは傷つき痛んだ兜と盾と、そして一振りの聖剣のみ。
現世連合の敗北と共に世界は闇の時代を迎えるのであった。

そして幾歳。
最後のパラディンが得たのモノは人々からの侮蔑の視線と罵倒の言葉、そして憎悪に満ちた苦渋の世界。

それでもパラディンは戦い続ける。
己を守る鎧も無くその身を風雨に晒そうとも、奪われたモノを取り戻すため荒野を駆け、愛と正義の名の下に聖剣を振るう。
パラディンの戦いは決して終わらない。

その魂が折れるまで・・・最後のパラディンは戦い続けるのである。

 

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