18日午後4時ごろ、福岡市西区の小戸公園で「遊んでいた長男がいなくなった」と近くに住む母親(35)から110番があった。福岡県警西署員らが捜索したところ、園内で男児が倒れているのを発見。搬送先の病院で死亡が確認された。首には絞められたような跡があり、県警は殺人事件と断定、同署に捜査本部を設置した。
殺害されたのは福岡市西区、市立内浜小学1年、富石弘輝君(6)。検視の結果、首をひものようなもので圧迫されたことによる窒息死とみられる。県警は19日に司法解剖して死因を特定する。
調べによると、弘輝君は18日午後3時15分ごろから母親と一緒に公園で遊んでいたが、約15分後に行方がわからなくなった。母親は「長男がアスレチックで遊んでいる間にトイレに行き、2、3分後に戻ったら、いなくなっていた」と説明しているという。(07:00)