NY株、368ドル高 2日間で今週急落分取り戻す【ニューヨーク19日共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米政府が打ち出した金融市場安定化対策を好感した買いが広がって急伸、前日比368・75ドル高の1万1388・44ドルで取引を終えた。上昇幅は今年5番目。2日連騰で上昇幅は計778ドルに達した。 今週は、米証券大手リーマン・ブラザーズの破たんや、米政府による米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済決定で信用不安が広がり、ダウ平均は17日には終値で1万0609・66ドルまで下げたが、2日間の上昇で今週の下落分の約96%を取り戻した。 週明け以降、東京などアジア市場にも波及、株価を押し上げそうだ。
【共同通信】
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