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【三重】

犬猫、正しく飼って 県伊勢庁舎で動物愛護パネル展示

2008年9月20日

犬の正しい接し方などを啓発する展示=伊勢市勢田町の県伊勢庁舎で

写真

 動物愛護週間(20−26日)に合わせて犬や猫の正しい飼い方などを啓発する展示が26日まで、伊勢市勢田町の県伊勢庁舎で開かれている。土日祝日は閉館。

 県伊勢保健福祉事務所が企画。県動物愛護管理センター(津市森町)がまとめた犬との正しい接し方や動物愛護の現状、狂犬病の実態などをパネルで展示した。

 「知らない犬の頭や耳を無理に触らない」など、主従関係を重んじる犬の性格などを写真を交えてアドバイス。伊勢市内のボランティアが作った犬や猫の大型ペーパークラフトのほか、22日以降は県内小学生から募集した愛護ポスター入賞作品の複製品も並ぶ。

 同保健所が2007年度に飼い主から引き取ったり保護したりした犬は216匹、猫は482匹。返還や譲渡されなかった犬190匹、猫はすべて殺処分された。同保健所は「動物の習性を理解し、最後まで責任を持って飼ってほしい」と訴えている。

 (久下悠一郎)

 

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