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横浜市大センター病院/挿管ミスで女性が腹膜炎に
- 社会
- 2008/09/19
横浜市大付属市民総合医療センターは十九日、市大センター病院(同市南区浦舟町)で今年八月二十九日、同市戸塚区在住の三十代の女性患者の胃に経管栄養剤を送り込むために挿入されていたチューブを女性医師が交換した際、挿入が不十分だったため、腹腔(ふくこう)内に栄養剤が漏れ出し、腹膜炎を起こす医療事故があった、と発表した。
同病院によると、女性患者は一時、腹膜炎によるショック症状を起こしたため、八月三十日に緊急の開腹手術を実施。術後の九月一日、今度は腹腔内に出血が確認されたため、さらに血腫を取り除く手術を受けるなどした。容体は現在、安定しているという。
チューブ交換の際、エックス線による画像撮影が行われたが、別の医師がチューブの挿入位置が不十分なことに気付かず、看護師に栄養剤の注入を指示したことが原因という。
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