2008年 9月 19日 台風１３号　交通機関への影響 △▼ 台風１３号は１９日午後、岡山、香川に最も接近しました。香川県では、高松空港を発着する東京便が欠航するなど交通機関に影響がでました。空の便では高松空港を発着する日本航空と全日空の東京便で合わせて７便が欠航となったほか全日空の沖縄便１便とアシアナ航空のソウル便２便もそれぞれ欠航しました。また海の便では高松と神戸を結ぶジャンボフェリー６便が欠航となったほか高松と小豆島の草壁港を結ぶ高速艇・全便が欠航しました。このほかＪＲでは高松駅発の寝台特急、「サンライズ瀬戸号」２便が運休しました。 東かがわの死体遺棄事件で被告夫婦に判決 ▲▼ 東かがわ市の風俗店従業員の女性が殺害され、遺体が山中に遺棄された事件に判決です。殺人などの罪に問われている夫婦に対し、１９日、懲役１２年の判決が言い渡されました。判決を受けたのは東かがわ市の風俗店経営、松本恵美被告（３４）と夫で大工の松本充弘被告（３９）の２人です。判決によりますと、２人は去年１１月１４日、徳島市内の車の中で恵美被告が経営する風俗店の従業員の女性（３１）の首を絞めて殺害し、徳島県鳴門市の山中に遺体を遺棄したものです。これまでの公判で恵美被告の責任能力の有無が争点となっていました。１９日、高松地方裁判所で開かれた判決公判で、菊池則明裁判長は、犯行は「計画的で悪質かつ残忍」としたうえで隠ぺい工作を行っていることなどから恵美被告の責任能力を認め、それぞれ懲役１６年の求刑に対し、懲役１２年の判決を言い渡しました。 倉敷市児島保健センター個人情報　紛失 ▲▼ 倉敷市がレントゲン検診を受診した、２５３人分の個人情報が入ったフロッピーディスク１枚を紛失していたことが分かりました。倉敷市によりますと紛失したフロッピーディスクには先月、４０歳以上を対象に行われた胸部レントゲン検診の受診者２５３人の名前や住所、生年月日などの個人情報が入っていました。先月２０日、児島保健福祉センターの職員が、検診を委託している民間機関にフロッピーディスクを渡した後、紛失したと見られています。原因は分かっていませんが、民間機関が誤って捨てた可能性が高いということです。現在のところ情報流出による被害の報告はありません。倉敷市はきょう、警察に遺失届を出し、１９日午後から職員が受診者を戸別訪問して、謝罪と説明を行いました。 シルバー人材センター元主幹　横領で逮捕 ▲▼ 岡山市の外郭団体シルバー人材センターの元主幹の女が、センターの預金約２７０万円を着服したとして、１９日、警察に逮捕されました。業務上横領の疑いで逮捕されたのは岡山市シルバー人材センターの元主幹、山本美貴子容疑者（４９）です。警察の調べによりますと、山本容疑者は経理を担当していた去年２月上旬から３月下旬までの間、６回にわたって、センターの預金口座から約２７０万円を引き出し着服した疑いです。シルバー人材センターは約７６００万円の使途不明金を発生させたとして、山本容疑者ら幹部職員３人を今年１月、業務上横領の罪で刑事告訴していました。警察の調べに対し、山本容疑者は「知らない」と容疑を否認しています。警察は余罪があるとみて、追及しています。 ファジアーノ選手に裁判員制度説明会 ▲▼ 来年５月に始まる裁判員制度のＰＲ活動が活発化しています。岡山地方検察庁がきょう、サッカーのＪＦＬ、ファジアーノ岡山の選手を対象にした説明会を開きました。説明会には、ファジアーノ岡山の喜山康平選手など５人が参加しました。５人は岡山地検の佐藤剛検事から、岡山県では有権者約４６０人に１人の確率で裁判員の候補者になることなどの説明を受けました。裁判員制度は、殺人などの重大刑事事件の審理に市民が参加し、有罪・無罪や刑の重さを決めるもので、来年５月２１日に始まります。岡山地検では今後、企業などを対象に裁判員制度の説明会を積極的に開き、理解を求めることにしています。 チボリの跡地は？市街地活性化協議会設立 ▲▽ 今年いっぱいで閉園する倉敷チボリ公園の跡地を巡る動きです。ＪＲ倉敷駅周辺の活性化について話し合う協議会がきょう立ち上げられました。協議会は地元の企業や市民団体などで構成されていて倉敷商工会議所副会頭の岡荘一郎さんが会長に選ばれました。今後、ＪＲ倉敷駅周辺の１７５ヘクタールを対象に活性化の事業などを話し合います。対象エリアには倉敷チボリ公園が含まれ、チボリ・ジャパン社や公園用地の所有者で跡地開発の鍵を握るクラボウもメンバーとして参加しました。今後、協議会は議論の結果を中心市街地活性化基本計画としてまとめ、年内にも国に申請することにしています。