2008年9月19日 18時57分更新
倉敷市がエックス線の集団検診を委託している岡山市の医療機関が、受診者253人分の住所や生年月日が入力されたフロッピーディスクを誤って紛失していたことがわかりました。
これは倉敷市が19日、記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、先月26日、倉敷市が胸部のエックス線撮影の集団検診を委託している岡山市の医療機関、「淳風会」から、受診者のデータを入力したフロッピーディスク1枚を紛失したという連絡がありました。
ディスクには、先月8日に倉敷市内の5カ所の会場で行われたエックス線の集団検診を受診した253人の氏名のほか、住所や生年月日のデータが入力されていたということです。
市が関係者に事情を聞くなどして調べたところ、データが入ったフロッピーは淳風会の職員が誤ってゴミ箱に捨てた可能性が高いと見られるということです。
検診のデータは控えが保存されているため、倉敷市では検診自体に影響はないとしていますが、データを紛失した受診者の元を個別に訪ねて謝罪することにしています。