岡山放送局

2008年9月19日 18時57分更新

倉敷のスケートリンク再開へ


ことし4月でいったん閉鎖された倉敷市のスケートリンクについて、所有者の独立行政法人は、来月から岡山県スケート連盟に貸し出すことを決め、スケートリンクの営業が再開されることになりました。

倉敷市の保養施設、「ウェルサンピア倉敷」のスケートリンクは、経営不振により、所有する独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」によってことし4月末にいったん閉鎖されました。

このスケートリンクは、倉敷市出身のフィギュアスケートのたか橋大輔選手などが練習してきたリンクで、岡山県スケート連盟や倉敷市は整理機構に対して施設の存続を求めてきました。

これをうけて整理機構は19日、「スケート連盟に施設の管理を委ねる事でリンクの資産価値は維持できる」として、リンクを来月から来年の4月まで無償でスケート連盟に貸し出すことを決めました。

スケートリンクの運営にかかる費用は、今後、スケート連盟がすべて負担することになっていて連盟では20日からさっそくリンクに氷をはる作業を始め、早急に営業を再開することにしています。