不合格の22人を全員救済、大分 10月から順次採用大分の教員汚職事件に絡み県教育委員会は19日、2007年教員採用試験で不正が行われたしわ寄せで、不合格にされた22人全員が、正規教員としての採用を希望したことを明らかにした。県教委は、本人の希望に応じて10月1日付で18人を、来年4月までに残る4人を順次採用する方針。 採用の内訳は、小学校教員が15人、中学校が6人、養護教員が1人。このうち、17人は現在も臨時講師や非常勤教員などを務めており、採用後も勤務中の学校に配属される予定という。 07年の試験では、県教委の元義務教育課参事江藤勝由被告(52)=収賄罪で公判中=が受験者の得点に手を加え、不正合格させたとされている。県教委は、不正合格を確認した21人のうち6人の採用を取り消し、15人は自主退職した。
【共同通信】
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