福田首相退陣・総裁選
首相辞任表明、党総裁選の動きなど
【国際】日台は特別なパートナー 馬英九総統、関係強化訴え2008年9月19日 18時07分
【台北19日共同】台湾の馬英九総統は19日、日本メディアと台北市内で会見し、日本と台湾は「政治的な影響で外交関係はないが、特別なパートナー」と指摘、投資保護協定やワーキングホリデー制度などの実施で相互交流を拡大し、関係を強化させたいと述べた。会見には今月末、台北駐日経済文化代表処(駐日代表部に相当)に着任する馮寄台新代表が同席した。 台湾が領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)については「争点を棚上げし、漁業権問題を早く解決したい」として、あらためて交渉の再開を呼び掛け。最優先事項として掲げる対中関係改善でも「日本との密接な関係に影響はなく、台湾海峡の安定化は日本にも有益」と述べた。 安全保障問題では「日米安保条約は東アジアの平和の重要な支え」として、日台の安全保障上の協力も推進する考えにも変化はないと強調した。
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