性犯罪者の居所も分かるオンライン地図

　【ワシントン＝ＵＳＡ　ＴＯＤＡＹ（キム・コマンド）】衛星利用測位システム（ＧＰＳ）やさまざま地図情報を与えてくれるウェブサイトのおかげで、紙の地図を使うことはほとんどなくなった。

　グーグルのホームページを開き「ｍａｐｓ」と打ち込むと、ハイキングのルートなど各種の地図が簡単に入手できる。Ｆａｍｉｌｙ　Ｗａｔｃｈｄｏｇで自宅の郵便番号を打ち込めば、周辺に住んでいる性犯罪者の居所が地図上に示される。犯罪内容によってカラー表示が異なる工夫もされている。氏名、住所、仮名、罪状も分かり、顔写真まで表示されるという。

　ＵＣｒｉｍｅは大学での事件を網羅。大学名を打ち込み、犯罪の種類を選べば起きた事件のすべてが分かる。Ｇａｓ　Ｂｕｄｄｙは価格が安いガソリンスタンドの場所を知るのに便利。Ｄｒｉｖｅ　Ｐｒｉｃｉｎｇに出発地、目的地、車の燃費データを打ち込めば、ドライブする道順、必要燃料費を瞬時に教えてくれる。

　Ｍａｐ　Ｍｙ　Ｒｉｄｅはハイキングやオートバイのツーリングに適切なコースや情報をくれる。

　新築住宅を探すなら、ＺｉｌｌｏｗやＨｏｕｓｉｎｇ　Ｍａｐｓがよい。購入予算、間取り、好みの建築タイプを打ち込めば売り物件、賃貸情報が得られる。

　Ｖｉｒｔｕａｌ　Ｔｏｕｒｉｓｍ、Ｍｉｎｄｐｉｃｎｉｃなどは画面で世界を旅するのに最適。

　自分自身の地図を作りたければ、グーグルのｍａｐｓを開き、Ｍｙ　ＭａｐｓをクリックすればＯＫだ。