聴けば蘇る“ドラマ音楽の魔術師”渡辺俊幸の原点とは
音楽生活35周年記念アルバム発売
NHK大河ドラマ「利家とまつ」「毛利元就」や映画「解夏」「UDON」「モスラ」などで知られる作曲家、渡辺俊幸(53、写真)が音楽生活35周年を迎えた。顔と名前を知らない人でも、メロディーを聴けばスッと映像が蘇る“ドラマの魔術師”。フォークからポップス、クラシックまで内包した万人の心をつかむメロディーの原点は2人のキーマンとの出会いにあった。
名古屋生まれ。青山学院大入学と同時にフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとしてプロ活動を開始した頃、さだまさしと劇的な出会いを果たした。
「さだが『赤い鳥』の長崎公演を見て腰を抜かした。渡辺がタムを8個も並べて元気に叩きまくっていた。渡辺もさだとの出会いで、歌詞の意味深さや社会へのメッセージなどに興味をもち始めた」(当時を知る関係者)
当時、さだはグレープとして活動していたが、各々のグループ解散後、「一緒にバンドを」と乞うさだに、渡辺は「まさしは、ソロがいい。僕はサポートに回る」と楽曲アレンジやアルバムプロデュースを担うことに。
しかし、渡辺はほどなく、さだと米国で見た映画「未知との遭遇」のド迫力音楽に圧倒されオーケストレーションをきちんと学ぼうと24歳で渡米した。
バークリー音楽院などでクラシックやジャズの現代的な作編曲法、指揮法を3年かけて学んだ。
この留学中、渡辺に衝撃を与えたのがボストン交響楽団を音楽監督として率いていた若き日の小澤征爾だった。渡辺が振り返る。
「街でフツーのオバサンが『昨日の小澤さんはよかったね』なんて話してるので驚きました。オーケストラ音楽が庶民の生活に溶け込んでるんです。日本もいつかこうなればと、オーケストラによる分かりやすい音楽を発表し続けてきました」
35周年の集大成として先月、コンサートを開き、自作19曲をチョイスした初のベストアルバム「渡辺俊幸ベスト メロディーズ」を発表。11月には、音楽を担当した映画「天国はまだ遠く」(長澤雅彦監督)の公開を控えている。
ZAKZAK 2008/09/19
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