対北朝鮮コメ支援を借款から無償に、統一部が推進
【ソウル18日聯合】統一部の金夏中(キム・ハジュン)長官は18日、これまで借款だった北朝鮮へのコメ支援を「来年からは無償にしようと推進している」と明らかにした。関係官庁との協議は始まっており、政府としてはきっとそのようにすると述べた。国会外交通商統一委員会の会議で発言した。
政府のこうした方針は、無償支援が配給の透明性を強化する面で有利な上、純粋な人道的支援という趣旨にもかなっているとの判断によるもの。
統一部は最近、企画財政部に2009年度の予算案と基金運用計画案を提出したが、コメ40万トンと肥料30万トンを無償支援する計画に基づき南北協力基金9400億ウォン(運送費込み)を要求している。内訳はコメ関連基金が6500億ウォン、肥料支援関連基金が2900億ウォン。コメ支援方式の転換は統一部で案を作り、南北交流協力推進協議会での1次審査を経て、現在は関係官庁で協議を進めている。