エントリの中盤までは、同じカウンセラーとしてシンパシーを感じる内容でした。
エントリ後半部分にさしかかり、「これって、もしかして?」と疑問が湧き、主に以下の部分に対してコメントさせて頂きました。
目の前のこの人を受け止められるかどうか。
真剣勝負である。
そういう日々を送っているからかもしれないが、勇気を総動員してしか語れないような深刻な被害が矮小化されていることに、私は強い怒りを感じる。
例えば、セクシュアルハラスメントの場合、重篤な被害と「課長〜、それセクハラですよ〜」という程度のものが、同じ「セクハラ」という言葉で一緒くたに語られていることが、問題の深刻さを見えなくしている。「セクハラ、セクハラ」と軽々しく連呼することが、セクシュアルハラスメントの認識を矮小化させ、「その程度のもの」だと、深刻な被害を受けた人たちを更に追い込む結果になっているのだ。
人権侵害にあたるような性被害は、軽々しく反復できるような、生やさしいものではない。
結果としてコメントは承認して頂けませんでしたが、それについては異論はありません。
水葉さんのblog「方針変更」に書かれている、コメント・TB承認のポリシー「私が不愉快になるものは全削除。」に引っかかってしまったのだろうと思います。
メモ帳に書いてコピペすれば良かったのですが・・・。
承認して頂けるコメント内容だと思っていたので原文を残していません。
正確には再現できませんが、私が投稿したコメント内容を記憶している範囲で書きます。
(言葉使いは違っていても内容は合っていると思います。もし間違っていたら、突っ込み入れてください。水葉さん)
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(9月17日 23時半頃投稿)
このエントリは水葉さんがカウンセラーとして書かかれたものとしてお尋ねします。
(私もカウンセラーとして書きます)
>例えば、セクシュアルハラスメントの場合、重篤な被害と「課長〜、それセクハラですよ〜」という程度のものが、同じ「セクハラ」という言葉で一緒くたに語られていることが、問題の深刻さを見えなくしている。「セクハラ、セクハラ」と軽々しく連呼することが、セクシュアルハラスメントの認識を矮小化させ、「その程度のもの」だと、深刻な被害を受けた人たちを更に追い込む結果になっているのだ。
確かにネット上では、単に傷ついた経験を「トラウマ」という言葉で表現する人がいて、苦々しく思いこともあります。
でも、セクハラや性被害では、当事者がどう感じたが全てで、重篤な被害かどうかはカウンセラーが判断するものではないと思うのです。
「課長〜、それセクハラですよ〜」という程度のもの、というのは第三者(端的に言うと、水葉さん)から見てということなのだろうと思います。
もし、この当事者の方がクライアントとして水葉さんの前に現れたらどのように対処しますか?
このようなセクハラ発言を、他の当事者が見ていたとしたら?
卑怯なのはイヤなので自白しますが、私は、このエントリにおける当事者は、水葉さんの中の具体的なイメージに基づいて書かれたものと思っています。もし、深読みしすぎなら謝罪します。
先日の「モンブラン」のエントリが面白かったので、なにげにコメントしてしまい後悔しています。
うかつにも今日のエントリを読むまで関連に気づきませんでした。
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以上のようなコメントをしました。
それに対して水葉さんから返されたコメントは以下の通り
削除しました☆
●鍵コメさん
当該コメントは削除しておきましたので、ご安心を。
目の前のクライアントに具体的に対応することと、言葉の濫用による社会的な影響は分けて考えられた方がいいでしょうね。
あとは、何をおっしゃっているのかよくわかりませんでした。
[ 2008/09/18 07:44 ] URL 水葉 [ 編集 ]
些末なことですが・・・。
私が理解している「鍵コメ」の使用法(鍵コメ機能が付いているblogで、コメンター自身が用いるか、コメント承認制のblogでコメンターが「鍵コメで」と明記する)が間違っているのかもしれないですが、誤解のないように申し添えますと、水葉さんのblogに鍵コメ機能はありますが、私は使っていませんし、「鍵コメで」とお願いしてはいません。また、HNはakiraと書き、当blogのURLも記入しました。
(ちなみに、水葉さんが削除したコメントとは「モンブラン」においての私のコメントと水葉さんからのレスのことです)
で、本題に戻ります。
このエントリのタイトル「水葉さんに謝罪します」ですが。
私が書いた「卑怯なのはイヤなので自白しますが、私は、このエントリにおける当事者は、水葉さんの中の具体的なイメージに基づいて書かれたものと思っています。」に対して、水葉さんは「あとは、何をおっしゃっているのかよくわかりませんでした。」と述べられていますので、「書いてないこと」を私が深読みしたことに対する謝罪です。
水葉さんに、謹んでお詫び申し上げます。
「書かれていないこと」を深読みした理由、また、水葉さんからのレスに対する反論は次のエントリで・・・。