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県立総合病院:医療ミス認め、遺族と2630万円で和解 /静岡

 県は、06年に県立総合病院(静岡市葵区北安東4、神原啓文院長)でがんの手術を受けた後に両足まひの後遺症が残った同市の男性の遺族に対し、医療ミスを認めて損害賠償として約2630万円を支払うことを決めた。県議会9月定例会で和解議案を提出する。

 同病院によると、男性(当時80歳)は06年6月、結腸がんの手術を同病院で受け、脊髄(せきずい)の周囲を局所麻酔した際、血が固まり神経を圧迫する「硬膜外血腫」が発症した。だが、病院側がその症状に気づき検査するまで3日かかるなど処置が遅れ、男性は両足まひの後遺症が残った。男性は同年11月にがんで亡くなった。同病院は医療ミスを認め遺族に謝罪し、訴訟外の和解に向け交渉してきた。【浜中慎哉】

毎日新聞 2008年9月19日 地方版

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