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2008年9月18日(木) 19:20 |
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岡山・香川、地価調査の発表
土地取引価格の指標となる地価調査の結果が発表されました。去年プラスに転じた岡山市は、景気後退の影響などで上昇幅が縮小しました。
岡山県内の584地点の値段を7月1日に調べた結果、全体の平均変動率はマイナス1.2%で、去年の変動率より0.3ポイント上昇しています。価格の下落は16年連続です。 この価格は1983年とほぼ同じ値段です。 地域別で見ると、岡山市内の住宅地が前の年に比べ0.3%上昇、商業地も0.7%去年に続き上昇しています。 しかし去年の上昇率に比べると住宅地・商業地とも縮小しています。 調査した岡山県は、景気後退の影響が地価にも現れた結果と分析しています。 岡山市以外の市町村は依然下落が続いています。
一方、香川県の地価は、住宅地で16年連続、商業地で17年連続の下落になりました。 しかし10%以上マイナスの地点は無くなり、平均下落率は去年に続き縮小しています。 最高価格は去年と同じ場所で、住宅地では高松市番町4丁目で25万5千円、商業地は高松市磨屋町で57万円でした。 地価が上昇した地点は、住宅地、商業地ともに高松市の3か所で、高松市中心部に近い亀岡町では、住宅地・商業地ともに価格が上昇に転じました。 都心回帰で、価格の上昇が都心から徐々に広がる反面、高松市以外では、人口減少で需要の低下するなど下落が続いています。
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