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複数ページPDFの作成@イラレ

イラレCS3 を購入したCAD仲間に、複数ページのPDFが作れないので、Acrobatを買わなきゃ〜という人がいました。勿論、Acrobat とIllustrator は用途が違います。
でも、作れるんですよ〜
他にもいるかも知れない・・・と、キャプチャーをとってみました。

今日は、A4_12 頁分の PDF ファイルを作成です。
先ず、「ファイル」→「新規」で 「新規ドキュメント」を設定します。
ここで A4(210x297)をどう並べるか考え、12 ページ分の大きさ(でも、それより少し小さめ←ぴったりにすると余白分でNG )に幅と高さを設定します。6列 x 2行 (1245x584 mm)で設定。
「ラスタライズ効果」は、デフォルトでは300ppiの高解像度になっていますから用途に応じて変更します。「カラーモード」も印刷用ならCMYK、WEB用ならRGBと用途によって変更します。
ill_pdfs0805041
bigなアートボードが出来ますので、このアートボードを12枚に分割します。
「プリント」→「セットアップ」で トリミング:アートボード、タイル:用紙サイズで区分ける→「完了」
ここで適用される用紙サイズは、プリンタ(Adobe PDF)のドライバのデフォルト設定用紙です。
ill_pdfs0805043
ill_pdfs0805045「表示」→「ページ分割を表示」でアートボードを分割イメージにします。
ページは、上段の左から右(1〜6)、下段の左から右(7〜12)と自動的に振られます。
各頁にテキストやイメージを置いて編集します。
各ページのレイアウトを揃えるには、水平・垂直ガイドラインや整列コマンド等適宜使います。
既存の複数頁PDFを扱う時は、「開く」or「配置」。「開く」で1頁ずつ開き、頁全体をこのボードにコピー&ペースト。
「配置」も1頁ずつここに配置します。
複数頁一度にオープンできるように早くなって欲しいものです。
ill_pdfs0805046PRINTでPDFファイルを作成します。
「プリントダイアログ」で、プリンタ:Adobe PDF、ページ:すべて に設定。
左下のプレビュー画面を確認し、OKならば、「プリント」ボタン → 保存先を指定。
これで出来あがるPDFファイルは、12ページ連続の一つのファイルになります。

注)後の編集を容易にするため、AIで保存を忘れずに。オリジナルは DWG で、印刷が PDF と同じ感覚です。単一頁は、名前をつけて保存でAI→PDFですが、複数頁は、ここが違います。
ill_pdfs0805047
Muu * AutoCADとIllustrator * 02:40 * comments(0) * trackbacks(0)

DFX/DWG plug-in

会社の仲間と話していて、イラレの CS3 でレイヤーが活きないなんてやっぱり変よね。
仲間が、↓を、見つけました。
更新されたDXF/DWGプラグイン-お読み下さい」のドキュメントでした。どうやらAdobeが出している様子、そこまで解かったのですが、肝心のaip ファイルがないのです。
そして・・・・・海外へ行って、↓を見つけました。
CS3_plugindocumentは、上記の日本語とほぼ同じ。
上記はこれを直訳したようです。ファイルのパスがローカライズされていませんでしたから。
ここで、DxfDwg.aipをダウンロードします。
XP SP2 とVISTAのみサポートです。
C:¥Program Files¥Adobe Illustrator CS3¥プラグイン¥Illustrator 形式ー標準¥DxfDwg.aip をリネームし、新しくダウンロードしたファイルに置き換えます。
そして、CS3を再起動。

CS3_plugin_dwg2004形式のDWG図面を開いてみました。最初に出てくる「DWG/DXFオプション」は変わらずレイヤーの項目がありません。しかし、開くとDWGが持っていた全てのレイヤーが再現されました。

やっぱりありましたね!

と言うか、出来たんですね!
2008年4月1日 にアップデートとなっていました。
CS3が出て、約10ヶ月かかっています。
AutoCADユーザには、お勧めできないとずっと思っていましたので、少しほっとしました。
Muu * AutoCADとIllustrator * 20:51 * comments(0) * trackbacks(0)

DWGはCS2で〜

イラレネタが続きます。

Illustrator のみの作業は、CS3 でよいのですが、DWG を開くのは、2000形式で保存し、相変わらず CS2 で行っています。
CS3 では、2004 形式も(アラートは出るものの)2007 形式も開けます。
しかし、ダメなんです。

なぜでしょう?
1)第一に画層が統合されてしまう。
2)線幅情報、線種尺度が以前と違う。
3)曲線リージョンのソリッドが流れてしまう。
4)選択オプションが何故か変。
CS3_2007DWG/DXFオープンオプションにCS2まであったレイヤーを統合する・しないの選択オプションがなくなりました。
CAD使いには致命傷です。

CADgate3CDAgate3.0というアドオンのアプリがあります。
←は、CS3に乗せたCADgateでDWGを開いたものです。
これを乗せると、レイヤー情報はそのまま渡ります。
しかし、処々に問題・・・線幅情報、破線の状態が渡りません。
オブジェクトが個々に持っている線幅が、どれも同一になってしまいます。
これも、曲線リージョンのソリッドがうまく再現できません。
結局、あれこれ試すことなく、CS2で作業するようになりました。

本当は、どこかにいい方法があるのかも知れませんが?
Muu * AutoCADとIllustrator * 23:35 * comments(0) * trackbacks(0)

不安定なCS3−−その後

昨日は、ユーザ会主催の東京オフラインミーティングがオートデスク本社で開催されました。
朝から激しい雨&風でしたが、60名もの参加者で楽しく無事開催できました。

そこである方とIllustratorCS3の話をしました。
というか、聞かれました「その後どうですか?」と・・・
その後のレポートをしていませんでしたね。
ここを見ていて下さる方から声をかけていただいて、ちょっと反省。

CPU:Pen4−2.6GHz、メモリー1GB、GPU:256MBのXPマシンで動作不安定を繰り返していました。
これは、ADOBEの推奨動作環境にぎりぎりセーフでした。
多分、メモリーがぎりぎりだったのでしょうか、自宅の2GB積んだXeonの3.8では全く問題がありあませんでしたから。

その為、
CPU :Opteron 2220SE 2.8GHz DualCore x2個
メモリ:DDR2 667 ECC Reg 4GB
G/B:QuadroFX1700
のVista機にCS3を移しました。
全く問題なく動いています。このマシンで問題があったとしたら、本当に問題です。
結論として、推奨動作環境の2倍のメモリで安定かと思っています。

現在、13.03(2008年2月末公開)までアップデートしています。
13.03にして、表示色の不具合という話が聞かれますが、色にシビアな作業をしませんので、自分では気になりません。

現在週間自動アップデートに設定しています。以下の環境設定で変更可能です。
CS3_update
Muu * AutoCADとIllustrator * 23:40 * comments(0) * trackbacks(0)

IllustratorCS3で・・・

自宅のパソには、CS3が体験版で入っていました。
もう、期限が切れている・・・UG版を手元に置きながら、放置していました。

何気なく、AIファイルをWクリックしてしまった、、、
体験版の期限が切れてるよ・・・シリアルを入力しないと、使わせないよ〜と画面が言います。
画面には、シリアル入力か、シリアルをオンラインストアーで買う選択肢しかないのです。

おやおや!! 変わったのね〜
CS2のときは、体験版を消さなければならなかったのに。
だから、こんなグチをここに書いていた。グチがADOBEに届いた?まさかね。
そこで、新しいUG版の箱をあけ、シリアルを入力、次の画面に行くと・・・
UG版だから、以前のシリアルを入れろと言ってくる。
そばにあった以前のシリアルを入れたらすんなりOK。
Ai_ninsyou
Muu * AutoCADとIllustrator * 00:16 * comments(0) * trackbacks(0)

不安定なCS3

Illustrator CS3が6月22日に発売された。
発売と同時に求め、XPマシーンにインストールし、、、しばらくは実務として使うチャンスがなかった。
しかし、数日前より使い始めてびっくり、何だか驚くほど不安定。
バージョン7.0以来全てのバージョンを使ってきた中で、こんな事件は始めてです。

全て、アプリケーション エラー イベントID=1000(or 1001)で落ちる。
開くファイルに問題がある場合が多いが、今回のは違う。
Illustratorを起動して、、デュアルモニタの左で初期画面が開く、それをそのまま、右に移動しただけで、落ちる。
また、ファイルを開いて、あるパレットを開くだけで落ちる。
全て選択して、回転を掛けるだけで落ちる。
何でしょう?

毎度の事ながら・・・
環境設定ファイルを消去して、初期化するも効き目がない。
設定ファイルは、以下の場所

Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Adobe¥Adobe Illustrator CS3 Settings¥AIPref

ADOBEのサイトでこのエラーについての対処法を見つけた。
ttp://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?231696+002
まだ、全てを試していない。
全てを試していたら、仕事が出来ません。
だって、イラレのみならずXPもインストールしなおせって・・・そんな、ちょっとひどくないですか?

以前Ver9.0が出たとき、結構エラーが続出しました。
しばらく修正ファイルを出し続けたADOBE社は、Ver9.02のCDを無償で正規ユーザーに配布しました。
この9.02はとても安定していました。
歴代VERの中で好きな部類に入ります。

このCS3も、はやく沈静することを望んでやみません。
Muu * AutoCADとIllustrator * 23:33 * comments(0) * trackbacks(0)

イラレに嫌われるPLINE

イラレで開けないDWGをもう少し調べて見ました。(2000形式DWG→IllustratorCS2)
似たような3本のポリラインがあります。
どれも2個の円弧オブジェクトから出来ています。
真中のポリラインのみ、イラレでオープンできません。

前回、殆ど直線に近い円弧(DXFコード50=51)がNGでポリラインに変換するとOKでした。
今回のポリラインは試行の結果、ポリラインに含まれる要素(DXFコード42)膨らみの値でNGになるようです。
逆に、このポリラインを分解し、円弧オブジェクトとすると50≠51なので、オープンできます。
イラレで嫌われるポリラインの要素で「膨らみ」に注意!ということになります。
pline_NG0901
Muu * AutoCADとIllustrator * 13:19 * comments(0) * trackbacks(0)

目から円弧

イラレで再現できないdwgの円弧の実態がわかりました。
これは昨日アップしたお団子の中の1本の円弧のエンティティーです。
コマンド: (mapcar 'print (entget (car (entsel))))(princ)
オブジェクトを選択:
(-1 . <図形名: 400ae630>)
(0 . "ARC")
(330 . <図形名: 400bbcf8>)
(5 . "12D06")
(100 . "AcDbEntity")
(67 . 0)
(410 . "Model")
(8 . "hoge")
(100 . "AcDbCircle")
(10 -3.03559e+006 1.01255e+006 0.0)
(40 . 3.20006e+006)
(210 0.0 0.0 1.0)
(100 . "AcDbArc")
(50 . 5.96128)
(51 . 5.96128)

50番(始点角度)と51番(終点角度)が等価です。つまり殆ど直線のオブジェクトです。
これが、歴代バージョンのイラレでひっかかっていたんですね。
バージョン毎にアラートの出方や所作が違っていましたが、1個でもこのオブジェクトがあるとダメのようです。イラレに渡す前に、lispでフィルター処理しポリラインに変更することで解決。
この処理で、ver9.02、10.03、CS、CS2でオープン可を確認しました。

CS2でもうまくコンバート出来ないDWGファイルに、円弧を含まないものもあります。
なので、これは嫌われる要素の一部という事です。
それでも、今までずっと複雑な要素ばかりを疑っていましたので、目から鱗が落ちる思いでした。

Muu * AutoCADとIllustrator * 19:41 * comments(0) * trackbacks(0)

お団子@イラレCS2

イラレCS2でお団子をはじめて見ました。
CSでは、DWGをオープンするときによく見かけたものでした。
画像はスケール1:1でA3のファイル、、、イラレの最大表示6400%にしてこの大きさです。
開いた時は豆粒!でした。
勿論、オープン時のオプションは元オブジェクト等サイズにしてあります。
このDWGファイル(2000形式)をver9.02、ver10.03で開くと白紙です。

消去法で、嫌われているオブジェクトを探して見ることにしました。
このファイルのオブジェクト数は2652個・・・ちょっと気が遠くなります。
数十枚ほどのDWGを試して、嫌われているのは単純な円弧だという事がわかりました。
円弧は1本づつばらばらで40本ほどあります。
その1本ずつはまだ試していませんが、とにかく、それさえなければ普通にCS2でオープンできるのです。

ふと、何となく、円弧でなければ開くのかも知れない?
そんな気がして、円弧のオブジェクトをポリラインに変えてCS2に渡してみました。
予想は的中。
さっきまでの豆粒は、何だったのでしょう?
しかし、これは、大きな発見かもしれない@自分
円弧をポリラインに変更したDWGは、先に白紙だったver10でもver9でもパーフェクトに開くのです。この円弧オブジェクトのどれかが、イラレのフィルターで収束しなかったんでしょう。
ファイル内には他に772個の円弧オブジェクトがありますから。
CS2になって、格段にDWGのオープン率が上がりましたが、まだ謎はありますね。
illCS2_dango0910
Muu * AutoCADとIllustrator * 06:46 * comments(0) * trackbacks(0)

ポイントとMM

イラレCS2でアートボードの設定、B半判の製版サイズ(754×528mm)を入れたい。
754で入れると、表示は「754.0001mm」
754.0000で入れると、表示は「754.0001mm」
高さは、素直に528で入れると、528mmの表示になる。
あれれ?
あまり使わなかったCSで試してみると、やはり同じようになる。
ADOBE社のサポートも、この症状は確認済みでした。

もともとイラレは「ポイント」で全てが動いています
ユーザーが「ミリメートル」単位で入力し、操作しても、内部的には全てポイント換算されている。
CS以降、その換算精度の表示が細かくなった。いやなってしまった。
正直過ぎる?のかもしれない。
その為、以前のバージョンでは略表示していた為気がつかなかっただけのようです。
つまり、どんなに754mmで作りたいと思っても、754.0001mmでしか動かないわけです。
これは、変形パレットで数値入力したときetc各所で現れます。
CAD屋なら、納得しないでしょうね(笑)
今日は、全てがポイントで動くアプリを、私は文字は級数、長さはmmで使っていることを再確認しました。
入力単位の設定に関係なく、数値に単位を付けて入力可能なこと、ご存知ですよね
MMやQ数の設定の所で、8.0ptと入力すればポイント値で認識する、これは便利です。
CSのバージョンでQ数がうまく出なかったバグはCS2で修正されていました。
illCS2_artb_size0809
Muu * AutoCADとIllustrator * 00:20 * comments(0) * trackbacks(0)
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