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一言メッセージ :8割オタクな演劇やTVの感想と、他愛のない日常を綴っています。目下の夢中はStudio life!

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2008年観劇記録

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9月16日のミュージカル「ココロノカケラ」

イメージ 1

ということで、エイベックス祭りでございます。

ロビーでは物販とかもあったんですが、エイベックスのアーティストさんたちのグッズでございまして…。出演してる人のグッズではないんですね。(微笑)
相葉さんの写真とか缶バッジとかはあったけど、きっとルカさんは全部持ってるんだろうなあ…と思いながら眺めてみた。(微笑)
AAAの手ぬぐいが販売されてて、手ぬぐいマニアとしては一瞬心惹かれちゃったんですが、私そんなにAAAが好き!というわけではなく…誤解されるのが怖くてやめてみました。(苦笑)
あたえくんの顔が好きなだけです。(断言)
パンフレットは販売してなくて残念…。

ロビーでは浜崎あゆみさん、島谷ひとみさん、幸田来未さん、鈴木亜美さん、BoAさん、AAAらの衣装とかが展示していました。なんでこんなちっちゃい衣装が入るんだろう…。
と思う感じで…。アイドルはちっちゃい生き物なんだなー…。と変な所で感心していました。
細いし、足とかも惜しげなく出すしね。体の全てが商品っていうのがすごいな。大変だな。

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<ストーリー>

現代の東京。
恋愛マンガを得意としていた少女漫画家・カノコ(中村真知子さん)だが、最近は筆が思うように進まず、ついに連載を打ち切られてしまう。
さらに、編集担当者であり恋人であったエイジ(相葉弘樹さん)さえ、アシスタントのナナ(鈴木亜美さん)に奪われてしまった。

自暴自棄になったカノコが「逃げたい」と願ったとき、突然目の前にイリエ(馬場徹さん)という不思議な人物が現われる。
イリエ「お前が望むなら、開いてあげよう。『何処か知らない世界』への扉を…。」
別世界へと誘われるカノコ。やがて目を覚ましたとき、そこはまったく見たこともない異世界だった。

その世界で出会った、支配者ダーク(デーモン小暮閣下)、女盗賊ナナジ(鈴木亜美さん)、ダークの手下エイフ(相葉弘樹さん)、錬金術師のシャープ(小笠原大晃さん)とその師匠B・B(篠田光亮さん)、ダークの手下エマ(渋谷亜希さん) …。

彼らに翻弄されるカノコの運命は…?
『何処か知らない世界』に隠されたナゾとは…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…ということでして、他にもアンサンブルは結構いましたね。
ダーク軍と反乱軍と盗賊軍。多分こちらも色々混ぜ合わせだと思うけど。
で、ダーク軍の中に別紙慶一さんと、立花拓也さんがいらっしゃいました。
役割分担があったようにも見えました。
激しいダンス担当と、殺陣担当と。(べっちんと立花さんは間違いなく後者。)

脚本は、きだつよしさん。演出は岡村俊一さん。
(※AAAの西島隆弘さんと、相葉弘樹さんはWキャスト。)
ということでしてね。

なんというか…。
なんと言っていいのかよくわかりませんが、ミュージカルと言うのは基本的にはそのシーンに合う曲を書き下ろすのが基本なわけでしてね。
基本、既成の曲は、その曲1本で完結していることが多いわけですね。
つまり、今回はジュークボックスと言っている通り、エイベックスの時代を先駆けてきた曲たちを聞け!とばかりに、エイベックスのアーティストさんたちの曲を寄せ集めているわけでして、それを使用して1本の舞台を創る、というのは、容易なことではないと思うんですが、そこできださんお得意のきだ風味の冒険活劇をふんだんに盛り込み、ファンタジーな世界を舞台にしたことで、なんでもありにしちゃったというところで、きださんすごいわーと思ったわけです。(微笑)

でも、基本的に傾倒同じ曲(歌詞)であることは否めませんので、そこのところは「愛」ですね。
恋愛をテーマに持ってくれば、沢山曲が使えると。そういう構成だったように感じられました。

実は、私、あんまり歌謡曲知らなかったので、聴いたことあってもタイトルわからないっていうのはざらなんですが、面白かったのはやっぱり馬場様なんですよ。(微笑)

今回イリエという魔法使いというか、カノコを現実から逃げる異世界への扉を開く謎の人物役なんですが、そのね、異世界への扉を開く時の曲が「パピヨン」だったんです。

馬場様、パピヨンを歌いながら、ステージで布の演出に煽られながら奈落に消えていくんですが、(あの布の演出は面白かったです。)

「♪あなたはアジアのパピヨン 果てない夢を観る
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ」

ですよ。呪文のように聞こえるけど、基本的に愛の歌ですよ。
様子おかしいことこの上ないけど、そのおかしさがツボに入るわけです。
あれは絶品でしたね。馬場様の無表情さも手伝って、本当にはまってました。

後、ナナジとエイフは幼馴染で、ナナジはエイフが好きで…というのが、話の根幹にあるんですが、それで結構恋の歌が歌われます。
というか、そういう設定でもないと、曲が使えませんからねえ…。(苦笑)
相葉さんはダークでも王子でした。亜美ちゃんも盗賊でもお姫様のようにきらきらしてました。
…やっぱりSheでもカノコでもないんだな…王子のお相手は…。(苦笑)

主に歌うのは鈴木亜美さんで「恋のつぼみ」とか「恋心」とか「LOVE2000」とか、歌ってました。
上手かったし、最初録音かと思ってたけど、本当に歌ってました。
流石歌手ですな。実は鈴木亜美さんの歌を聞くのは初めてでございました。

相葉さんは「VALENTI」とか歌ってました。それはそれでいい感じだったなあ。
できれば、ここで歌われた彼らの歌がCDもしくはDVDで欲しい。特に馬場様のパピヨン…。(しつこい。)
相葉さんや馬場さんは2曲くらいずつソロだったかな。後はほぼ鈴木亜美さん。

私が「え!?そこでこの曲!?」って思ったのは、ダークにナナジが追い詰められ、「お前の望みはなんだ!?」って、聞かれておもむろに「CAN YOU CELEBRATE?」だったり。

まじで!?(汗)いきなりの展開!本当にそれが望み!?みたいな。

エイフがダークに殺されてしまって、逃がされたナナジは泣きながら「プラネタリウム」歌ったり…。

いや!「会いたいよ」って、言葉の重みが違うから!(汗)

…そんなこんなで、要所要所で有名どころの曲を使っていくわけです。
ですので、突っ込み入れたいところはいっぱいあるけど、これはエイベックス祭りで、エイベックスの曲をメインにしたすごいお金のかかってるPR学芸会みたいなもんだと思えば何ら問題ないわけです。

そんな構成です。

なので、既成の曲を詰め込んで、1本の舞台を作り、とりあえず教訓的にも「逃げるな。諦めるな。あんたの人生だ。」というような着地点に持ってきた台本を書いたきださんの手腕はすごいなあ、と感心した次第でありました。本当に。

残念だったのは、YU-KIさんの降板で、事実上鈴木亜美さんの主役っていう感じになったんだと思うし、それはそれでいいと思うんですよ。すごい頑張ってたし、可愛いと思うし、歌も上手いし。
でも、YU-KIさんがやるはずだった役は中村真知子さんという女優さんがやって、短い期間だったにもかかわらず、好演されたと思うんですが、どうしても彼女がおざなりになってしまう構成になっているのが…若干気の毒というか。
プログラムもない、チラシも…元々アンサンブルの方だったようなので、小さくしか載ってない。でも、今回の功労者の紹介とか、カーテンコールであってもいいんじゃないかなと思うと、普通の舞台じゃないんだなあと思ったりしたわけです。難しいね。

舞台自体は、本当にそんな感じで、ジュークボックスでございましたし、突っ込みどころが多く、楽しみ方は人それぞれですが、私は面白かったと思います。

ただ、やっぱりチケット代は高いね。舞台装置フル活動で、がんがん奈落が動いてたり、火花使ったり、ホールも高いだろうし、キャストも閣下とか出てるわけで…諸々色々考えると安いのかもしれないけど…ぶっちゃけ若い子向きの舞台であって、「オバちゃん」と呼ばれる年代には、若干切ない後味を残す舞台だったので、一概にオススメしたいと言えない微妙な気分ですね。(苦笑)

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『「オバちゃん」と呼ばれる年代』のYU-KIさんが主役なら、また違った展開になったんでしょうけど、「若干切ない後味を残す舞台」でありましたか・・・。

やはり、相葉弘樹くんと鈴木亜美さんの「チューチュー」、「ニャーニャー」がすべてという舞台であります。

2008/9/19(金) 午前 0:50 frh**aru200*

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ひかるさん>だって、私、中村真知子さんと1つ違いですのでね…リアルに痛いですね。(苦笑)
中村さんだって、あんな格好をしていなければ美人なのに、わざわざダサい格好をしてあの仕打ちっていうのが、やっぱり救いがあんまり感じられなかったんですよねー…。
主役は相葉さんと鈴木さんだから仕方ないといえば仕方ないんですけど…。(苦笑)でも何となくエイベックスの方針が垣間見れる、面白い舞台だったとは思いますけどね。(微笑)

2008/9/19(金) 午前 0:56 ci:ma(しーま)

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