2008年 9月 18日 |
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台風13号 再接近は19日午後
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台風13号は、午後5時現在、鹿児島県の種子島付近にあって1時間に20`の速さで東北東に進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30bとなっています。岡山香川に最も接近するのは、19日の昼前から夕方の予想で今後、勢力をやや弱めながら四国沖を進む予想です。高松市では台風の接近に備えて土のうの準備をするなど警戒を強めています。19日午後6時までに予想される雨量は多いところで、岡山県の南部が80ミリ、北部60ミリ。香川県は120ミリの予想です。風速25b以上の暴風域に入る事はありませんが、香川県で最大風速15b、岡山県で12b、強い風が吹く予想です。また19日午後1時30分前後の満潮の時刻に、香川県下で高潮注意報が出る可能性があります。一方、高知県の早明浦ダムでは、150ミリの雨量が予想されていますが、水不足の根本的な解消には至らない予想です。
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岡山駅前一般車乗降場利用開始
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渋滞や改札までの距離が問題になっていたJR岡山駅前で一般車が乗り降りするスペースが広く新しくなり、18日から利用が始まりました。JR岡山駅東口で一般車が乗り降りするスペースは今まで4台分しかありませんでしたが、今回の工事で14台に増えました。また改札口に通じる連絡通路までの距離が最短で60メートルと、約90メートル縮まりました。これは乗り降り場が渋滞しやすく改札口までの距離が長いという利用者の声を受けて、岡山市が約3500万円をかけて整備したものです。利用が始まった18日は目立った渋滞は見られませんでした。また乗り降り場横の駐車場の利用台数はこれまでと同じ53台ですが整備のためきょうから4日間程度使用中止になっています。
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来年2月からゴミ有料化決定 岡山市議会
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岡山市で家庭ごみの処理が来年2月から有料になることが正式に決まりました。岡山市の9月定例議会は18日、最終日を迎え、家庭ゴミ処理の有料化を来年2月から実施するとした条例改正案の採決が無記名投票で行われ、賛成多数で可決されました。有料化はゴミの減量を主な目的としていて、容量におうじて1枚10円から50円の4種類の指定ゴミ袋の購入を義務づけます。ゴミ有料化を巡っては今年の2月議会以降、2度に渡り条例案が、継続審査となっていました。
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蒜山でソバの花、見ごろ
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岡山県北の蒜山でソバの花が見ごろとなり、青空の下、可憐な白い花を咲かせています。岡山県一のソバの産地、蒜山では99戸の農家が54ヘクタールの畑でソバを栽培しています。このうち蒜山三座が見える下徳山地区では先月上旬にまいた種が可憐な白い花を咲かせました。青空の下畑一面に広がる花はさわやかな風に揺られ、秋の深まりを感じさせてくれます。また近くにある道の駅「風の家」の裏にはキバナコスモスが植えられていて白いソバの花とオレンジ色のコスモスが競演しています。ソバの花は今月いっぱい楽しめるということで、来月上旬からはソバの実の収穫が始まります。
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ひけた鰤が地域ブランド登録
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日本で初めてハマチの養殖を始めた、東かがわ市引田産の「ひけた鰤」が地域ブランドとして特許庁に商標登録が認められました。これはハマチ養殖80周年記念事業の一環として引田漁協や香川県が取り組んでいたものです。漁協や県は東かがわ市引田で養殖され、約4`に育ったハマチを「ひけた鰤」として今年1月、特許庁に商標登録を申請していました。登録の条件となる周辺地域での知名度の確保などが認められたもので来月中旬には特許庁から商標登録証が漁協に送られます。地域ブランドとして認められたことで今後は「ひけた鰤」の商標で市場で個別に取引できるようになり、価値が高まることが期待されます。香川県内で地域ブランドに登録されたのは「庵治石」に次いで2例目です。
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フランス産食品展示会
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フランス料理の食材が勢ぞろいです。岡山市でフランス産の輸入食品の展示会が開かれました。ワインにフォアグラ、エスカルゴ!輸入業者がフランスから取り寄せた約700種類の食材が並びます。これはフランスの農水省が開いたものでホテル関係者やレストランのシェフなど約200人が試食しながら新しい食材を探していました。またフランス料理界を代表する北岡尚信シェフがフォアグラのソテーを振舞い、「小麦粉をつけて焼くと余分な脂がとれる」など家庭でフォアグラをおいしく調理するコツを紹介しました。最近は少し贅沢な料理と一緒にスパークリングワインを楽しむ家庭も多くフランス料理が家庭に浸透しつつあるようです。
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木村玉舟さんの白備前窯だし
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幻の備前焼、「白備前」を手がける備前焼作家の木村玉舟さんが18日、来年の干支、牛をモチーフにした白備前の窯出しを行いました。先月20日に窯入れした作品は約2000点。このうち今回は40点ほど制作した来年の干支、牛をかたどった白備前も窯出しされました。白備前は鉄分の少ない白い土を使い、通常の備前焼よりも高温で焼くのが特徴です。窯だきの最後に雨が降った影響で窯の温度がうまく上がらなかったため不安要素もあったということですが白備前本来の上品な象牙色に焼きあがった、りりしい牛の置き物が姿を見せました。制作のため、牧場に何度も足を運び取材を重ねたと言う木村さん。牛の様々な表情もしっかりと捕らえた作品となっています。窯出しされた作品は来月行われる備前焼き祭りや岡山市のデパートで開かれる個展に出品されることになっています。
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久保修 紙のジャポニズム展(切り絵展)
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世界的に活躍する切り絵画家でおかやま観光特使の久保修さんの作品展が岡山市のデパートで開かれています。会場の岡山高島屋には切り絵やステンレスを美しい模様で切りぬいたランプなど、42点の作品が展示されています。久保さんの作品は数十種類の紙を組み合わせて質感をリアルに表現し、紙の貼り方を工夫することで、立体的に見せているのが特徴です。久保さんは一時期、岡山で過ごしたことがあることから、おかやま観光特使にも任命されていて、岡山とゆかりが深い作品も展示されています。今年春、ニューヨークで開いた個展では多くのニューヨーカーが日本の美と技に驚いたということで、世界に向けて活動の場を広げています。久保修さんの作品展は岡山高島屋で今月23日まで開かれています。
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