06年の衆院千葉7区補選で初当選し「民主党のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれた太田和美衆院議員(29)が、次期衆院選で福島2区へ国替えする。党福島県連代表代行の増子輝彦参院議員が18日夜、同県郡山市内で開いた支持者との会合で明らかにした。小沢一郎代表が19日、記者会見して発表する予定。
民主党は次期衆院選の第1次公認で、千葉7区は内山晃衆院議員(54)=比例・南関東=と発表しており、太田氏の動向が注目されていた。福島2区は05年の衆院選で自民候補に敗れた増子氏が参院にくら替えし、空白区になっていた。関係者によると、太田氏は、母親が福島県いわき市出身といい、政策秘書を通じ「福島県は古里。古里の願いを託され、政権交代を実現したい」とコメントした。
太田氏は「キャバクラ勤め」の経歴を指摘され、「社会経験」とはねのけたことでも知られる。現職の衆院議員では最年少。
毎日新聞 2008年9月18日 20時24分(最終更新 9月18日 20時32分)
9月18日 | 太田和美衆院議員:福島2区へ「国替え」 |