河野衆院議長が引退表明 「体調万全ではない」河野洋平衆院議長(71)=神奈川17区、自民党を離脱中=は18日夜、地元の神奈川県箱根町のホテルで記者会見し「体調が必ずしも万全ではない」として、今期限りでの政界引退を正式に表明した。後継には大学の客員講師の牧島かれん氏(31)を挙げ、会見に同席させた。同氏の父親は、河野氏と親しい自民党の神奈川県議。 河野氏は会見で「年齢も70歳を超えた。(次期衆院選は)若い人に託したい」などと述べた。 護憲ハト派として知られる河野氏は、父が故河野一郎元農相、叔父が故河野謙三元参院議長という政治家一家の出身。1967年初当選し、76年にロッキード事件で自民党の金権体質を批判し離党、新自由クラブを結成したが86年に復党した。 93年衆院選で自民党過半数割れ後に党総裁に就任、95年の総裁選には出馬せず、総裁でただひとり首相になれなかった。2003年11月から衆院議長。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)
関連記事を取得中...