アウトドア・スポーツ

2007/10/02

アイロニング 不許可写真集

僕は、山よりも日常的に海系スポーツに特に激しく接している。だからエクストリームアイロニングも海で楽しむ時間が必然的に長い。下の写真は、とある漁港での一枚。

漁師さんに定置網にかかって死んでいたサメを貰ったので、なんとなくアイロン台に乗せてみた。するとなんとなくクッキング教室のような感じに見えるので写真に撮ってみた。でも後でよくよく写真を見たら、どう見てもクッキング教室には見えなかった、というだけの一枚。これはアイロン台はいろんな状況下でテーブルになるという好事例だ。

ちなみにこの後、このサメは釣り用の餌にした。有効利用したからサメも成仏してくれたろうか。ちなみにこのサメはホシザメという種類。釣り餌に適している。


次も海。深いところでアイロン台を抱え、立ち泳ぎしながらアイロン掛けを行っていたが、アイロン台の重みに耐えられなくなってきて水没しつつある僕。アイロン台は海の中でも意外と重いのである。アイロン持ってこのまま死んだらいったい親はどう思うのだろう、などと不気味な考えが頭をよぎる。ちなみに今はもうアイロン台を持ったまま立ち泳ぎをしつつアイロン掛けをする術をすでにマスターした。人は一度地獄を見ると進化するらしい。


次は僕のホームマウンテンである筑波山でのひとコマ。これは筑波山で有名なガマの油売り口上の方とのツーショットである。彼が刀を抜いたので、僕もアイロンを抜き彼にスチームショット攻撃中。

別に不許可写真とは思わないが、なんとなくためらっていた一枚である。最近は山でよく登山者に声を掛けられ、一緒に記念撮影する機会が増えた。そういう場合、隣の方の袖にアイロンを当てるポーズをすると皆喜ぶ。しかしその直後、自分の袖の焦げ目に気付く人は少ない。
冗談です。もし筑波山で僕に会ったら気軽に声を掛けてください。


改めて写真の数々を振り返ると、たかが4年の間でも思い出がいっぱいだ。これらの写真を見て、少しでも僕のエクストリームアイロニングの歩みを感じてもらえたなら嬉しく思う。

楽しくもあり、切なくもあった4年間。
僕自身、今回これを書きながらいろんな思いがこみ上げ、胸を突いた。
僕にとってNG写真というものは一枚も存在しないのだ。

試行錯誤&暗中模索的に徐々に歩みを進めてきた僕のエクストリームアイロニングだが、僕の頭の中のジグゾーパズルは徐々に完成に近づいてきた感はある。失敗も多かったけど、あとは残ったピースをしっかりと埋めていけばいずれ完成する日はくるはずだ。

記録として多くの写真を撮ってきたが、これからは写真よりも胸に刻む事に重点を置いていきたい。そして少しずつ僕の頭の中のアルバムも整理していきたいと思っている。僕はここにきてようやくエクストリームアイロニングというごく小さな川の流れを体で感じている。これからは、この僅かな流れに身を任せたい。

そういえば今回のタイトルは不許可写真だった。それでは最後に今回最も不許可と思われる写真を一枚載せようではないか。まあこれは不許可というより不謹慎かもしれないが。男の隠れ家だけの出ケツ大サービスです。では皆さんまた来週。


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不許可写真集パート3 恥ずかしい街角の記憶





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