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TOP > 日本の出版統計 |
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【書籍】1996年をピークに長期低落傾向が続いているが、『ハリー・ポッター』シリーズ(静山社)などメガヒット商品の有無によって、年間販売実績は大きく上下する傾向が強まっている。07年は教養新書や文庫、ケータイ小説といった低価格商品が売れ、販売部数では前年並みを保ったが販売金額は前年を下回った。 【月刊誌】 月刊誌・週刊誌ともに1997年にピークを迎え、以降10年連続で前年割れとなっている。若者人口減少による消費力減退、中小書店の転廃業による小売り拠点数の減少、インターネットや携帯電話といったメディアとの競合などにより、定期購読率が低下し市場は縮小傾向にある。近年は広告主体の中高年向け高級誌、ターゲットを絞り込んだ少部数誌の発行、付録企画の増強といった傾向が目立つ。 【週刊誌】 週刊誌は月刊誌よりも刊行サイクルが早いため、定期購読率の低下がより顕著に現れている。特に、大部数である週刊少年コミック誌の低落は著しい。07年は前年を上回ったが、これはテレビ宣伝をビジネスモデルとする分冊百科の寄与による。 |
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コミック販売額(取次ルート) |
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【コミック】 2005年に、コミックス(単行本)の販売額がコミック誌のそれを初めて上回った。コミック誌は定期購読者離れによって落ち込みが止まらず、差は拡大する一方だ。コミックスは映画化・テレビ化などのメディアミックス作品が売り伸ばしている。また、携帯電話を中心とした電子コミックの伸展、レンタルコミックの正式運用開始、無料コミック誌の登場など、コミックの市場環境も激変している。 |
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