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韓国最大の輸出相手国、中国から中南米に

今年8月までの貿易黒字額が上回る

 毎日経済新聞は17日、中南米地域が中国に代わり、韓国にとっての最大の輸出相手国として急浮上している、と報じた。

 同紙は知識経済部や関税庁の資料を引用し、今年に入ってから8月末までの、韓国の中南米に対する貿易黒字額が、昨年同期に比べ43.8%増の128億6100万ドル(約1兆3400億円)を記録した、と報じた。一方、中国に対する貿易黒字額は124億4600万ドル(約1兆3000億円)にとどまった。中南米に対する貿易黒字が大幅に増えたのは、船舶エンジン(448%)、液晶ディスプレー(131%)、建設機械(90%)、鋼板(67%)などの輸出が大幅に増えたためだ、と同紙は説明した。

 同紙によると、2003年から昨年まで、5年連続で韓国最大の輸出相手国だった中国は、輸入規模が増大したことにより、貿易黒字の増加が昨年に比べ8億ドル(約835億4400万円)にとどまった。また、中国に対する貿易黒字額は05年には232億7000万ドル(約2兆4300億円)だったが、06年には209億300万ドル(約2兆1800億円)、07年には189億5700万ドル(約1兆9700億円)と減少の一途をたどっている。

 一方、今年8月までの韓国の欧州連合(EU)に対する貿易黒字は120億1900万ドル(約1兆2500万円)となり、昨年に比べ4億1800万ドル(約435億2200万円)減少した。また、米国に対する貿易黒字は43億4500万ドル(約4537億4800万円)で、昨年に比べ20.9%も減少した。

 日本に対する貿易赤字は231億7100万ドル(約2兆4200億円)となり、今年中に史上初めて300億ドル(約3兆1300億円)を超えることが確実視されている、と同紙は報じた。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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