麻生氏、社会保障費圧縮を凍結 「10年度予算で」日医連に伝達日本医師会の政治団体、日本医師連盟(日医連)の羽生田俊常任執行委員は18日午前、都内で記者会見し、社会保障費の自然増を毎年2200億円削減する政府方針について、自民党関係者が麻生太郎幹事長の意向として「2010年度予算で凍結したい」と伝えてきたことを明らかにした。 日医連はこれを受け、衆院選の対応について「自民党を中心とした政権与党の候補者を推薦する」との方針を決めた。 羽生田執行委員は「医療費抑制策をしている自民党をなぜ推すのかという意見は2年前からあるが、政権与党に政策を訴え、理解は十分に進んだ」と述べた。 衆院選をめぐっては、茨城県医師連盟が17日に県内の7つの小選挙区すべてで民主党の立候補予定者を推薦すると発表している。日医連は自民党の有力支持団体で、民主党候補の推薦を打ち出すのは極めて異例。 羽生田執行委員は、茨城県以外では民主党候補を推薦する動きはないとしている。
【共同通信】
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