鶴田町の中野●司町長は17日、自治体病院機能再編成で町立鶴田病院を「有床診療所として検討してもらえるようつがる西北五広域連合に要望している」と、有床を目指す考えを示した。
 同日の町議会9月定例会一般質問で、新谷賢剛議員(共産)の質問に答えた。
 町立鶴田病院は県が2004年に示した自治体病院機能再編成案「アクションプラン」で、無床診療所への転換が示されている。
 中野町長は6月定例会の病院決算審議では「ベッドを残すべき」との質問に「一つの課題」と述べるにとどめていた。しかし、今月13日に行われたつがる西北五広域連合正副連合長会議では、有床とする要望を出した。
 中野町長は取材に対し、有床診療所化への要望を「ベッドを残してほしいという町民の声に応えるもの」とし「最終的には連合の判断になるが要望は伝えていきたい」と話した。
※●は堅の土が手