2008年9月18日 9時48分更新
向こう10年間に学校で教える内容を示した学習指導要領がことし改訂されたことを受けて、県内の中学校の教職員が新しい指導要領について学ぶ説明会が吉備中央町で開かれました。
新しい学習指導要領は、教科の授業時間を現在より1割程度増やすとともに、愛国心の育成など道徳教育の充実を目指す内容になっています。
岡山県では、県内の教職員に新しい学習指導要領について理解を深めてもらおうと、幼稚園と小学校、それに中学校に分けて説明会を開いていて、17日は、吉備中央町で中学校の教職員を対象にした説明会を開きました。
説明会にはおよそ150人の教職員が参加して、教科別に14の部会に分かれて行われ、県の教育委員会の担当者が中学校では1週間の授業時間数が1時間増えることや、子どもの表現力や思考力を高める教育に重点を置くことを説明していました。
新しい学習指導要領は、小学校では3年後から、中学校では4年後から実施されますが、理科と算数、数学を中心に来年4月から前倒しして行われることになっています。