岡山放送局

2008年9月18日 9時48分更新

県「災害の支援物資を倍に」

大地震などの大規模な災害に備えて、岡山県は来年度末までにコメや簡易トイレの備蓄量を現在のおよそ2倍に増やしていく考えを示しました。

これは、17日の県議会の一般質問で堀井総務部長が明らかにしたものです。

このなかで堀井総務部長は、大地震などの大規模な災害への備えについて、「県全体で13万人の被災者の避難生活をおよそ3日間支えられるよう、県内の市町村と連携しながら支援物資の備蓄を進めている」と述べました。

その上で「食糧のアルファ米は7万5000食、簡易トイレは1万2500人分の備蓄を進める」と述べて、来年度末までに支援物資を備蓄量を現在のおよそ2倍に増やしていく考えを示しました。

また石井知事は、介護が必要な人などいわゆる災害弱者への支援に関する具体的な活動のマニュアルを今年度中に作成することや、県が防災に関する情報をメールで配信しているサービスについて、登録者数を増やしてより有効に活用していく考えを示しました。