茨城県医師会の政治団体、茨城県医師連盟は17日、次期衆院選の県内7選挙区すべてで民主党の立候補予定者を推薦すると発表した。同連盟の民主党候補推薦は初めて。
日本医師会の政治団体、日本医師連盟や各都道府県の医師連盟は自民党の有力支持団体で、民主党候補推薦は異例だ。
茨城県医師連盟の原中勝征委員長は記者会見で「後期高齢者医療制度に表れた国民生活無視の政府の社会保障制度に対して行動する時と判断した。自民党とは長年にわたる深い関係があるが、自民党支持の意見は出なかった」と述べた。
推薦されなかった自民党議員は、有力な厚生労働関係議員として知られる丹羽雄哉元厚相や、額賀福志郎前財務相ら。