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広島・神石高原病院、医師数維持「めど付かず」 '08/9/17

 来年四月に県から移管される広島県神石高原町立病院について、同町の牧野雄光町長は十六日の町議会で、現状体制を維持する医師の確保にめどが付いていないことを明らかにした。一般質問に答えた。牧野町長は「県と病院に対し、要望書を出す」としている。

 病院には現在、常勤六人、非常勤三人の医師が勤務しているが、このまま残るかどうかは「条件次第」(医師の一人)という。来春から病院を運営する福山市の医療法人社団陽正会(寺岡暉理事長)も「医師九人を陽正会だけで確保するのは困難」と伝えてきているという。

 町は五診療科、九十五ベッドの現体制を維持するため、県や周辺の開業医にも協力を要請しているが、めどは立っていない状態。

 このため、牧野町長は「県と病院に対し、陽正会と連名で要望書を出したい」と答弁した。




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