府内と和歌山県でテレホンクラブなどを利用した男性が相次いで女に現金を奪われた事件で、両府県警合同捜査本部は15日、住居不定の無職で韓国籍、鄭静香容疑者(33)を昏睡(こんすい)強盗と窃盗容疑で逮捕した。
調べでは、鄭容疑者は甲斐梨沙被告(32)=別の昏睡強盗罪で起訴=と共謀。5月16日未明、甲斐被告がテレクラで知り合った男性に泉大津市内のホテルで睡眠導入剤を飲ませて眠らせている間、ホテルで男性の自動車の鍵や駐車していた男性の乗用車(180万円相当)などを奪い、さらに和泉市の男性宅に侵入して現金約4万円や預金通帳などを盗んだ疑い。容疑を否認している。
毎日新聞 2008年9月17日 地方版