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TV、ゲーム時間短い児童生徒 テスト正答率が高い傾向

9月17日 17時00分

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 文部科学省が公表した『全国学力・学習状況調査』によると、「平日にテレビなどを見る時間が短い」「平日にテレビゲームをする時間が短い」児童生徒のほうが、出題された問題の正答率が高い傾向にあることが分かった。

 同調査によると、1日当たりの児童生徒の学習時間は、小学校「1時間以上、2時間より少ない」30.5%、中学校も同じく「1時間以上、2時間より少ない」29.7%が最も多く、前年度とほとんど変化はなかったが、「学習塾に通っていない」児童生徒の割合は、小学校51.2%(前年度54.7%)、中学校36.2%(40.5%)と前年度よりやや減少した。学習塾へ通っている児童生徒のうち、「学校の勉強より進んだ内容や、難しい内容を勉強している」児童生徒の割合は、前年度同様、規模が大きい都市が高い傾向にあった。

 一方、テレビやビデオ・DVDを3時間以上見たり、聞いたりする児童生徒の割合は、小学校45.8%(34%)、中学校38.8%(32.4%)となり、前年度と比べ大幅に増加している。正答率で見ると、小学校の国語A(主として「知識」に関する問題)で「全く見ない」は64.7%となり、「4時間以上」の61.4%を上回った。テレビゲームに関しても同様に、「全く見ない」69.5%、「4時間以上」52.6%となるなど、相関関係が見てとれた。

 また、家の人と学校での出来事について話をしている児童生徒のほうが、正答率が高い傾向もうかがえた。「家の人と学校での出来事について話をしていますか」の問いに、「している」と答えた小学校国語Aの正答率は68.9%と、「全くしていない」55.4%より13.5ポイント高かった。これは、中学校も含め全教科に共通した傾向として見られた。

※カッコ内の数字は前年度比

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文部科学省

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